来月号の CQ 誌で
Team Viewer を使った簡易リグ・コントロールの記事が掲載されるようです。
この写真は Ham Radio Deluxe ( HRD Log Book, DM-780 )と Team Viewer、Skype を使用してリグコントロールをさせている画像です。
画像の説明 → 左の上は FT-2000 の状態を示しています。 真ん中の上は HRD Log Book です。 その下は DX-Cluster ( VE7CC ) 右もクラスターのグラフ表示です。 で ・・・ 一番右が FT-2000 のライブ映像です ( 監視用 ) 。
リモート・コンピュータが Acer の B5 版の小さな画面ですから、解像度の良くない画面の、しかも小さな文字を読み取るのに苦労しますが、一応 Degital Mode ( BPSK, RTTY, SSTV など )と CW には QRV 出来ます。
CW は DM-780 のCW 機能を使っています。
DX ペディションやラバースタンプ QSO 程度であれば、リモート側にパドルを繋ぐ必要もありません。 すべてメモリー送信です。 勿論キーボードに自信があればラグチューもチャットも可能です。
SSB も簡単で Skype 用のヘッドセットをリモート・コンピュータに繋ぐだけで OK です。
つまり受信音と送信音 ( マイク ) などの音声に関する事は Skype でやります。
ここで重要なのは、汚い電波を出さないために、入出力のレベルの管理が大切です。
ついでにシャックのライブ・モニターも Skype に任せます。 パンやズームも リモート・コンピュータから操作出来ますから、送信状態はメーター ( 例えば SWR / PWR 計など ) をアップにしたり、ダイアルをアップにして周波数の確認をするなど監視します。
Team Viewer 自体も VPN ( virtual private network ) を持っているので、Skype のお世話にならなくてもいいのかも知れません。
デジタルに関しては 「 音 」 が必ずしも必要ありませんから ( あったほうが精神衛生上はいいかもしれないが慣れてしまうと平気です ) Skype のお世話にならなくとも Team Viewer のみで済みます。 もし、Ham Radio Deluxe でローテータをコントロールさせていれば、アンテナも回す事が出来ます。
Team Viewer は個人使用に限りフリーソフトですから、料金発生の心配はありません。
ファイル転送などの機能も使える便利なフリ-ソフトです。
使用に対しての時間制限、期限もありませんから、FB です。
最新版は Windows 8 に対応しています ( Team Viewer 8 )。
私はまだ Windows XP ですから Team Viewer 6 を使用しています。
因みに、Windows 2000 でも走ります。
リモート・コンピュータには画面の大きいノート・パソコンをお勧めします。