福岡工業大学が先日打ち上げた、FITSAT-1 ( NIWAKA ) 衛星は肉眼で地球から見える様に
発光ダイオード ( LED ) のアレイを備えていると言います。
この衛星を構築した 田中卓史 教授 ( JA6AVG ) 率いる福岡工業大学チームは、12月 24日 に衛星の CW ビーコンおよびデータ・リンクに加えて、LED の点滅によるモールス信号で上空から
メッセージを送る事を計画していると発表しました。
モールスの電文は " HI THIS NIWAKA JAPAN " 。 因みに NIWAKA とは 博多の郷土芸能
( 福岡市無形民俗文化財 ) 「 博多仁和加 ( にわか ) 」 よりネーミングされた。
もうとっくに終った話 ・・・ と思いきや、当初計画された時期は、「 月光が明かる過ぎて衛星が見え難い 」 という理由で延期され、来年の 1月 7日頃に実施される事になったそうです。
興味の有る方は、この日、空を見上げてモールス符号を読んでみたらいかがでしょうか?。
なかなかアマチュアライクでロマンのある面白い計画ですね。
成功する事を祈りましょう。
下は、FITSAT-1 からのモールス信号 ( 光通信 ) の概念図 ( FITSAT ウェブサイト )
実際の光の色は、赤か緑と思われる ?。
因みに、下の概念図のモールスは和文で 「 こんにちは 」 と打っている。