春休みが終って、孫の面倒から開放されるかと思ったら、まだ給食が始まらず、午前保育のため、あと一週間ほど育爺が続きます。
その分、無線の方にも気が入らず Log も進みません。 一段落すれば、庭の手入れとアンテナの整備をしようと思っています。
10 年程前の雑誌から興味がある記事を見付けました。 ワイヤー・アンテナなんですが、サイズは 50MHz のループとほぼ同じ大きさの三角形。 28MHz のワイヤー・ダイポールです。 短縮ではなく折り曲げています。 これを 24MHz に置き換えて、更に 2 エレメント・ビームに出来ないかと考えています。
話は変わりますが、先日 スーパーローカルの JA6NW 長倉 OM と 14MHz でお話する機会がありました。 OM は終始一貫 DELTA LOOP に拘って来られました。 現在のアンテナをお伺いすると、3 エレメントの DELTA LOOP だそうですが、その仕様には、いささか驚かされました。
ディレクターとりフレクターは 14MHz でラジエーターは 一辺が 8 メーター ( 全長 24m ) の LOOP で給電部直下に ATU を置きマルチバンドに整合させています。 当然、14MHz 以外のバンドではディレクターとりフレクターとしては働かない事になりますが、実際は BEAM が出ているそうです。 ラジエーターが 14MHz に同調した時は、まともな? 3 エレメントとして働く仕組み。 アンテナに付いては机上の空論よりも、実践で検証すると言うのが OM の考え方です。
これで 80m ~ 10m ? まで QRV しておられるとか ・・・ 。
24MHz の LOOP と 28MHz の LOOP を同じブーム上に置くと、28MHz に QRV した時は 24MHz のエレメントはりフレクターとして効果があり、逆も同じ ( 逆の場合はディレクターとして ) と言う話を聞いた事があります。 普通に考えればそれがどれ程の利得に繋がるのが不明ですが、アンテナを振って見た時ビームを感じられれば、結果オーライで理論もクソもありません。 猫の額程のスペースで何とかしようと、こんな、工夫をしている OM は多いと思われますが、哀しいかな、正統派ではないためなかなか表に出てきません。
JA6NW 長倉 OM の面白い話をお伺いして、刺激された私は、前出のアンテナを作ってみようかなと考えたのです。 サイズは 50MHz の 2 エレメント DELTA LOOP 程度 ( 2m x 2m x 2m ) の大きさで 24MHz を楽しめないかと言う事です。 寸法は自分で計算するしかありませんが、類似の製作記事から割り出します。 給電は 1:1 のバランで 50Ωの同軸で給電します。 左右対称に張るとインピーダンスがかなり低くなりますので、OCF となります。 給電ポイントはカットアンドトライで探します。 折り曲げている以上 マイナスゲイン となるでしょうが、取りあえずフルサイズは強みです。 手持ちの材料で出来そうなので、気候のいい今がチャンスではないかと思っています。
私にとっては 簡単ではなさそう ですから、頓挫するかも知れません。