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■ コールサインの再割り当て

2023-07-29 15:26:55 | Ham Radio

 これから再開局をする OM に向けて ・・・ 。 再開局をしようと思ったら、コールサインが他の誰かに割り当てられていて、元のコールサインが取れなかった OM が少なからずいらっしゃるのではないかと思います。 自分のコールサインが再割り当てになってないかどうか ( 空いているか ) は 総務省無線局等情報検索 でチェック出来ます。 もし空いてたとしても、前の局が免許切れになってから、六か月間は前の局に権利が残っており、なんと、すぐには取り戻せないようです。 例えば、免許切れから五か月後に前の局から再申請があればアウトです。 こうなれば新しいコールサインで再開局するしかありません。

 先日、私の先輩が再開局をしようとしました。 旧コールサインは空いていたので、再開局申請をしたところ前の局の免許切れから六か月経っていないとの理由で、旧コールサインを取り戻す事が出来ませんでした ( 上述の通り )。 取り合えず OM は新しいコールサインを取得しました。 そして、六か月が過ぎるのを待つ事にしたのです。 現在はめでたく旧コールサインを取り戻しておられます。 おめでとうございます。 手続きとしては指定事項変更 ( 呼出符号の変更 )。 従って免許状の有効期限などは新しいコールサインの範囲内になるようです。 

 私は 6 エリアで二つのコールサインを持っています ( 勿論生きているのは一つです )。 どうしてかと言うと、1980 年代は一度切れたコールサインは再使用出来なくなっており、旧コールサイン ( JA6FGC ) を希望したのですが、空いているにもかかわらず受理されなかったのです。 そこで得たコールサインが JL6USD でした。 総務省に 「 コールサインは有限資源なので有効活用するためにも、旧コールサインを再割り当てすべきだ 」 との意見書を出したが、叶いませんでした。 しかし、その数年後、手の平を返したように、旧コールサインが空いていれば再割り当てをする旨お達しがありました。 数年後にはコールサインが枯渇してしまう事にやっと気付いたのでしょう(笑)。 如何に泥縄式行政かが計り知れます。

 それで、JL6USD を捨て旧コールサインの JA6FGC を取り戻したのです。 しかし、いずれは JL6USD に再割り当ての順番が回ってきます。 JL6USD では、長い期間に亘って非常にアクティブに QRV していましたので、色々な所にコールサインの登録をしています。 DXCC , QRZ.cm , eQSL , LoTW 、様々なデータがネット上にも落ちています ( コンテストの結果とか )。 もし、新しい JL6USD 局が HF / DX QSO にアクティブに QRV すると、困る事が沢山あると思い JL6USD をもう一度取り戻し、再割り当てが JL6USD を通り過ぎてから、再び JA6FGC を取り戻そうと決めました。 まだ再割り当ては JF6 を進行中です。 この進み具合では JL6USD を通り過ぎる前に、自分が三途の川を渡ってしまいそうです。

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