TX5S Clipperton Island ですが、私が 20日の 09:30 JST に外出する前は、何処にも騒ぎは起きていませんでした。 お昼の 12:30 JST 位に帰宅したら 18.069 MHz CW で大パイルアップが起きていました ( 11:05 JST から始まったと )。 恐らく最初の QRV だったのではないでしょうか。 交信相手はほぼ 100% が JA でした。 しかし、時々EU , NA が拾われていました。 ( 15:00 JST 頃 QRT か ? )。 その後は何処の周波数にも現れませんでした。
主に太平洋の島々からのペディションでは、過去の傾向としては最初に JA をやるだけやって ( やり倒して ) EU から、文句が出始めると EU 指定になり、その後は中々 JA OK にならないで JA はヤキモキさせられる、そんな事が多かった様に感じます。
やはり早い時期に QSO をしておいた方が良さそうです。 パイルが大きいからと言ってもスプリットでやる以上、非力でもチャンスはあると思います。 逃げ腰にならないで挑戦してみてはどうでしょう。 後からやろうと思っていても EU EU ですよ。 しかも、ペディションあるあるで、何かしらのトラブルで早期終了もあり得ますからね ( 3Y0J の様に ) 。 今回も補給船の 1 捜がサンゴ礁で水浸しになり食料の一部が失われる事故がありました。 幸い、無線機は乗ってなかったそうです。
パイルアップの大きさよりも、相手がどの位の強さで入感しているか が問題です。 自分の所でしっかりSメーターを振らして聞こえているならば ( それだけにパイルアップも大きいとは思いますが )、大いにチャンスがあると思います。 私をはじめ、非力を自称する OM の僥倖を祈りましょう。
VOACAP で交信可能のサークル図を自分の場所 ( グリッド ) と設備 ( 出力とアンテナ ) のパラメーターを選択して、自局の QSO の確率を見てみましょう。 左が ダイポールに 100W が私。 右がトライバンドの 3 エレメントで 1000W 標準の DXer です。 30m 以下はどちらも GP を選択しました。 円周が時間、縦線が周波数 ( バンド ) を表しています。 狙いを定めれば簡単に GET 出来そうですけどね。