このひと。スナフキン。
彼がたぶん わたしのハツコイ。
小さい頃、ムーミンを観ていて、「このひとにあいたいなあ」って、思ってた。
(昔のアニメのギター抱えてる痩せぎすな方ね。)
哀愁のあるギターの音色のスナフキンのテーマ、すきです。
いつでも頼りになるおにいさん。
何でも知ってる、何ものにもとらわれない自由人スナフキン。
今、大人の目線で見れば、
彼はひと所に納まることが苦手でちょっとアンニュイな世捨てビト的哲学者。
それでも、自分の役割を率先してきちんと果たす、子どもたちの良き先導者でもある。
いやはや。架空の彼の分析をしても仕方がないのですがね。
テント暮らしで、ふらっと旅にでる。
釣った魚や摘んだきのこなどを食す。
究極の自給自足アウトドア人生なんだな。
生まれ持った知的な品格と、そのサバイヴァルな生き様の融合!
そこが魅力なのかもね。
鴨長明さんに通じるところがあるねえ。
やはり、すきなもの、惹かれるものってのは、根っこが繋がっているんだな。
この写真のスナフキンは、フィギュアじゃないのよ。
わたしのココロの中のスナフキン。(ちょっと可愛すぎた)
ねんどオブジェの仕事をしていた頃に遊びで制作したもの。
昔、弟にあげたこのスナフキンに、先日十数年ぶりに対面。
自分の手からうまれたスナフキンに惚れボレ~。
スナフキン、彼は二十代だよね。
いつの間にかとっくにわたしの方が年上だ。
現実社会に、こういう知的+野性味のあるひとってなかなかおりません。
ってか、現代にいたら、そりゃあ・・・住所不定無職だもの。。。
生きづらいことでしょう。
どこかでいまでも、スナフキンの生き方に憧れているわたしです。