ボタン。色とりどり、いろんな素材、いろんな形。
レトロなボタンもすき。
眺めているだけで、楽しい~。
子どものころ、母のボタンケースを開いてながめるのがだいすきだった。
フタを開けると、色とりどりのボタンがザクザク。
子どものころって、あんな風にワクワクするコトってたくさんあったなあ。
いくつか揃っているのもあったけれど、ほとんどが洋服から外れたような
ばらのもの。姉や自分がもっと小さい時の洋服に付いていた可愛い色の
小さなボタンや、父のオーバーの大きな革製のボタン、母のよそゆきの
ワンピースに付いていたおしゃれなボタン。
弟のオムツカバー用のあひるの付いた安全ピン…などなど。
ひとつひとつ眺めているだけで、なんでだろ~?とっても楽しかった。
母がアイロンがけをする時に、よくボタンケースを取り出して眺めていたようだ。
「また見てるのん?」とアイロンを持つ母が側で笑う。
アイロンの匂いが記憶とともに幽かに香る。
母も、ボタンケースも、もうこころの中だけにしか存在しないけれど、
こうして今でも鮮やかに想い出せる。
ささやかな幸せの時間のひとかけら。。。
レトロなボタンもすき。
眺めているだけで、楽しい~。
子どものころ、母のボタンケースを開いてながめるのがだいすきだった。
フタを開けると、色とりどりのボタンがザクザク。
子どものころって、あんな風にワクワクするコトってたくさんあったなあ。
いくつか揃っているのもあったけれど、ほとんどが洋服から外れたような
ばらのもの。姉や自分がもっと小さい時の洋服に付いていた可愛い色の
小さなボタンや、父のオーバーの大きな革製のボタン、母のよそゆきの
ワンピースに付いていたおしゃれなボタン。
弟のオムツカバー用のあひるの付いた安全ピン…などなど。
ひとつひとつ眺めているだけで、なんでだろ~?とっても楽しかった。
母がアイロンがけをする時に、よくボタンケースを取り出して眺めていたようだ。
「また見てるのん?」とアイロンを持つ母が側で笑う。
アイロンの匂いが記憶とともに幽かに香る。
母も、ボタンケースも、もうこころの中だけにしか存在しないけれど、
こうして今でも鮮やかに想い出せる。
ささやかな幸せの時間のひとかけら。。。