[ あんしん ]
[ うやうやしいお辞儀 ]
[ 先行き不安 ]
[ だれでも 歳は とりますねん ]
この、豪快な絵本、お気に入りの一冊。
小学生への読み聞かせにもぴったりの一冊だ。
田島征三作 「とべバッタ」 1988年発行
つかまらないように、みつからないように隠れて暮していた小さなバッタが、
自分の持てるチカラに気づいて、大躍進していく物語。
小さな者だって、望めばなんでもできるチカラを持っているんだよ、って
とっても分かり易く 子どもたちに伝えてくれる。
うちの子どもたちもこの絵本、とってもすきだったなあ。
パワフルで豪快で痛快!読み終える頃には、やたら爽快な気持ちになっているんだ。
絵本のおしまいのページの、女の子バッタと一緒にいる小さな絵もすき。
すてきなパートナーにも巡り逢えちゃった、というハッピーエンドが用意されている。
先日、ちひろ美術館に「こどもの椅子展」を観に行ったら、
ぽろんと こころに転がり込んでくるような、すごく気に入った椅子があった。
作家さんの名前は、「田島燃」さん。
ショップとかもあるのかなって、調べてみたら・・・!
なんと、このだいすきな絵本の田島征三氏のご子息だということがわかってびっくり。
う~ん。なるほどなあ!と、ひとりで納得してしまった。
いろんなことがちゃあんと 見えなくても繋がっているんだなあ。
こういう、こころに ぱっと光の灯るような瞬間って、なんだか、うれしい。
ココロのアンテナは、いつでも広げておこう。
すてきな小さな出逢いも見落とさないようにね。
[田島燃さんの椅子] ちひろ美術館にて
一緒に歩いていた12歳の次男。
「ミッケ」のページみたいだ。と伊東屋のクリップを見上げて言う。
なるほど。見慣れて当たり前になってしまっていたけれど、
ほんとうだ。ありえないほどデカイクリップだよね。
あたらしいまなざし、あたらしいきもち。
どんなものも、アタリマエじゃなくなって おもしろいよ。
これは初めて見た!!液晶型自動販売機!
ふたりして未来にタイムスリップした気分でした。
有楽町駅にて。(でも、節電対策はだいじょうぶ??)