時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

映画「ゴンドラ」

2025-01-28 | 映画 のこと

近年、映画館で観たい!と思う新しい映画になかなか出会わなかったのだが、
コレはスクリーンで観たい!と思ったのが
この「ゴンドラ」2023年 ドイツ/ジョージア合作
早くも今年2度目の川越スカラ座へ!
時間をやり繰りして観てこれた。

まるでセットみたいにかわいらしいゴンドラは現役なのだそうだ。
観光用とかではなく、地元の人々の生活の足として今も使われているらしい。

この映画を観て
このゴンドラを一目見ようと大勢の人がこの長閑な村に押し寄せていないといいなぁ。と心配になる。

映画の中の時代背景は現在のものではないけれど、そのままあってほしいようなのどかさのある村なのだ。

なんともレトロな色合いといい、シュールな光景といい、まるで夢の中にいたみたいなキモチ。

サイレントではないのだけれど、物音と笑い声以外、セリフ無しというフシギな映画。
ヒトって実はコトバなんてなくても十分意思の伝達ができるイキモノなのかもね。ちゃんと目と目を合わせればね。

ほのぼのとしたシーンが多く
へらへらと笑みを浮かべながら観ていたからか、観終わった後、街を歩いて帰りながらもなんだか頬が緩んでいたような。。。?

(実際はほのぼのだけじゃないのだけれど〜)

それにしてもあのゴンドラ、わたしも乗ってみたいわ。

「ゴンドラ」
いい映画でした。



科博の迷宮

2025-01-23 | 古い建物 のこと

国立科学博物館

年明けに鳥展と常設展をたっぷり観た後、科博の建築の美しさに時間を忘れてうろうろ。自分が何処にいるのかわからなくなるような迷宮感を堪能〜。


ステンドグラスのうつくしいこと!
古い階段好きにはたまらない。



どこを見ても趣深く
こんなにも見どころいっぱいな建物だったとは!
建築美にすっかり翻弄されてしまった〜。

科博のこの建物は1931年施工とのこと。
ステンドグラスは小川三知氏
階段等の設計には伊東忠太氏も参加されているそうだ。
伊東忠太氏といえば築地本願寺。
あのイキモノ彫刻たちをまた観たくなってしまうなぁ。

国立科学博物館、魅力満載。
一日中でも居られそう。

いつからあるのか広々とした屋上庭園もあり、外気浴をしながらゆったり休憩も。お弁当持ってきてここで食べたら気持ち良さそうだ。

子どもたちが剥製をもっと身近に楽しめる迷路みたいな屋内スペースもあり、自分がこどもだったら(小さい子連れだったなら!)ここはワクワク狂喜しそうだ。

子どもたちが小さい頃に科博は何度か来ているけれど、大抵何かの特別展を観に来て人混みにへとへとになってしまうのが常だったなぁ。

常設展だけをゆとりをもってぶらぶらしてこそここの魅力を満喫できる…と今になって知るなんて〜。
子どもが多感な時代にもっと連れて来たかったな。
イキモノ好きな子どもたちだったから、上野と云えば動物園!だったもの。




科博の迷宮。
オトナひとりでも存分に楽しめる知の迷宮。

また迷い込みに訪れよう〜!


三学期の園児たち

2025-01-22 | essay

幼稚園の預かり保育。

年度も終わりが近くなると園児たちはどの子もすっかり慣れ親しんで、いい意味で遠慮なしだ。笑

先日も膝に乗ってきて私の顔をいじくる女の子6歳。
「せんせいのヒフ、かた〜い」!
ガクッ
「どれどれRちゃんの顔はどうよ?」とほっぺをムニュ〜。
「わあーおもちだー!食べようっと!」
というと、キャッキャと逃げ出すRちゃん。

女の子はシビアでキビシイ!
この前も別の子がわたしの髪で美容師さんごっこをし始めたら…
生え際の白髪を見つけて
「わぁー!せんせい白髪があるよー」と大声で驚愕。

そりゃあ20〜30代ママと比べたらあかんよー。
子どもらが触る前提でもちろんノーメイクだし!

そんなこんなで、てんやわんやの預かり保育ももうすぐ卒業シーズン。

3年間少しずつ成長をみてきた子どもたち。毎年のことながらちょっとサミシイ季節の始まりなのである。





白梅と先生

2025-01-21 | essay

シゴト前のヨリミチ公園

白梅がほころんでいるのをみつけた

ひとつ ふたつ
ポッと咲いている

白梅がすきな
わたしのすきな先生に
写真を送ろう

しばらくお会いしていないから今年はお茶でもご一緒できるといいな

高校時代の恩師、T先生はたいへん勉強熱心なひと
今は引退して「生徒」をしていらっしゃる
大学院で英文学の講義を受けているのだそうだ

英語を極め、フランス語も勉強されている

先生は昔も今も
わたしのずっと前を歩いて
師として凛とした背中をみせ続けてくれる

でも
生クリームがだいすきで
(でもお腹をこわす)
笑顔が少年みたいな
かわいいひと

先生の学ぶ姿勢を見習って
わたしも今年は疎かになっていることを勉強し直そう
春遠からじ

ずっとお元気でいてください!



蝋梅に気づかされる

2025-01-16 | essay

青空に黄色い満月蝋梅
毎年、年明けすぐに
このまんまるを見たくて立ち寄っていたこの場所。

気づいたらもう1月も半分過ぎてから思い出した。

こういうことなんだな。

「忙しい」と感じない質だけど、明らかにわたしの時間は以前よりずっと義父母のお世話に費やされているということを感じる場面。

スキマ時間にひとっ走り。
空気を吸いに公園を歩く。

認知症で要介護4の義母と
少しまだらになってきた要支援2の義父。
オムツとごはんのルーティーンと、いろいろなハプニングを日々夫と共になんとか粉している。
コトバにすると、正に粉しているという感じ。
細切れに少しずつ増えていくものだから、何となく出来てしまうものなんだなぁ。
大変だねぇとひとに言われても、まぁなるようにしかならんので目の前の出来ることをしていくのみ。
自分だっていつか往くみち。

しかし、蝋梅を忘れていたなんて。。。
これはいかん。

「ただのあたし」になる時間を努めて捻出しよう。

母でもヨメでもなく
家業のおかみさんでも
幼稚園のせんせいでもない
「ただのあたし」

気づかないうちに自分を消耗し尽くしてしまわないように。
たいせつなものをポロポロこぼしてしまわないように。

真夜中に目覚めて
眠れなくなってモノ思う。。。

眠れそうにないから本の続きでも読もうか。




恐竜雲と鳥展

2025-01-13 | 展覧会・アート のこと
先日のこと。
久しぶりに国立科学博物館へ向かいながら、恐竜のことを考えていたら。。。

空にデッカイ恐竜雲のお出まし〜!
おもしろいなぁ。

そして
久しぶりに恐竜たちを見上げる。
こちらはホネ。の化石。



でっかいなぁ

影もかっこいいのである。

そもそも、鳥展を観にいったのだけれどね。
鳥展ももちろん見応えはあったのだけれど
常設展の様々な展示をより時間をかけて見学。
いやはや〜博物館は楽しい。
知らないことがてんこ盛り。
剥製たちに圧倒される。

動物たちの剥製って
子どものころからすきなんだよねぇ。

そして、科博の日本館の建物がまた素晴らしい。
東京国立博物館の表慶館と似ている。多分同じ時代の同じ設計士だと思われる。
それはまた後日調べてみよう。








映画「BAGDAD CAFE」

2025-01-06 | 映画 のこと

2025年 初映画は!
30年来だいすきな「BAGDAD CAFE」1987年西ドイツ/アメリカ
監督パーシー・アドロン

しかもだいすきな映画館、川越スカラ座にて!!

4kレストア版の公開にあたり、パンフレットも発行されていた。
(これからじっくり読みます!)

昔、公開当時都内の映画館で2、3度鑑賞。
その後レンタルしてきて観たり、終いにはDVDを購入してこの30年余り折に触れて観てきた特別な一本。

ずっと前から、いつか「川越スカラ座」でバグダッド・カフェを観たいものだなぁと漫然と望んでいたので、積年の願いがここにきてやっと叶ったということだ。

何度観てもいい。
ヤスミンが何ともかわいい。
ブレンダの感情も今となってはよく分かる。
そしてひととひとの間に次々と起こるしあわせな化学反応。

どのシーンもわたし、だいすきだ!

いい映画は本当に色褪せない。

秋に有楽町で観た「イル・ポスティーノ」といい、80年代の名作をこうしてまたスクリーンで観れるなんて本当にありがたいことだ〜。

至福の時間、映画時間!


スカラ座さん、応援しています!
歴史を想わせるこの横手の壁もすき。




四半世紀

2025-01-03 | essay

2025年本年もよろしくお願い申し上げます。

ついこの前、21世紀に入ったような気がするのになんともう四半世紀も経つのね。
いろんなことが置き去りのまま、時間だけが飛ぶように過ぎていく!

今年はアグレッシブに行こう。行けるところまで行ってみよう。
少し違う景色をみてみたい。
気がつけば今年は50代ラストの年。

さあ、進もう!




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