「右ネジの法則なんて!」と言う方がほとんどだと思います。
中学生の時の理科でなんとなく習った気がすると思います、それっきり縁が無いか、高校生の時に物理Bでまた習った様な気がする・・・
右ネジの法則の説明はウィキペディアに任せるとして、簡単に書いてしまうと電流の進行方向を右ネジの方向とすると、それに伴う磁界の向きが右ネジの回転方向になる電流と磁界の方向の関係を表す電磁気学の基本的な法則です。
発見したフランスの物理学者の名前をつけて「アンペールの右ネジの法則」と呼ばれています。
なんで、ブログにこんなことを書いていると、学校で習ったり、この歳になり無線工学の毎回の講義で説明はしているのですが、実際に自分の目で確認をしたことがありませんでした・・・
電池と20cm程の軟銅線とコンパスがあれば簡単に確かめることが出来るのですが、還暦過ぎの今まで実験したことがありませんでした。
実験用の道具は手元にすぐありますから、先日「思い切って」やってみました。
やってみたら、本当に磁界が同心円状にできるのです!!!
しかも、電流の流れる方向を親指の向きにすると、発生する磁界の向きは時計方向になるのです!!
還暦過ぎて、もうあと僅かで古希に近づいているのに、妙に興奮してしまいました。
200年も昔のフランス革命の当時にアンペールさんが発見したことを、200年後の日本の爺さんは実験をしないで、説明だけで毎回無線工学の講義をしていたことを今回は戒めました・・・
今度は備長炭を手に入れて、アルミ箔と食塩水で電池を作ってみようかと思います。
爺さんになっても、探究心というか疑問を持つのは楽しいですね!!