LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

Radio・ラジオ・ラヂヲ・・・

2021年05月10日 04時05分58秒 | アマチュア無線
 先週末に配偶者の実家の後片付けに出かけました。

車で40分ほどの距離ですが、里山の菩提寺に墓参りに行き、そのあとに実家に行きました。
岳父と丈母が住まなくなってからは、10年近くも空家になっており、庭の草木は伸び放題で雨戸の戸袋はムクドリとスズメの手頃な繁殖場所になっていました。
 経済高度成長期に特定の年齢母集団が所謂ニュータウンと称する開発された場所に住むと、40年から50年も経過すると、その年齢集団が加齢と共に限界集落になるのは明らかです・・・
同じ街路ブロックでも、かなりの空家が見受けられます。

 里山といっても標高が100mから200m程の丘陵地ですが、この季節は「春笑う・・」の季語では有りませんが、新緑の雑木林は目映い景色です。
整理していた中にもう20年以上も前の母の日に丈母と実母にプレゼントした、ソニーのラジオがありました。
丈母はラジオを好んで聞いていたので、かなりくたびれた感じでしたが、スイッチを入れると、受信してくれました。
 中波の振幅変調波はよく受信出来ました、80MHz前後の周波数変調波はどのくらいなのかなと下の方から受信しました。
波長も4mほどですから、そんなに受信出来るとは思いませんでした。
なんと、16局も受信できるではありませんか!!
今のご時世は中波放送局の補完局もあるし、同じ放送を難視聴受信世帯のために周波数をずらしている場合もあるのでしょうが、こんなにも受信できるとは思いませんでした。

帰宅してから、自分の机の上で同じように周波数から受信してみると、9局の受信ができました。
無線工学の毎回の講義では、「周波数が高くなると光と同じように見通し範囲に・・・」と講話していますが、実際に普通のラジオを使って業務放送局の受信をしてみると面白いものです。
建築協定がなければ、里山の景色の中にタワーとアンテナを建てたいところですが、そういうわけにもいきませんね・・・
コメント
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