終活と称して,毎日のように生前整理をしていますが、20年程ラブラドル犬を飼養していたので、ラブラドル犬達の骨が重すぎました・・・
3頭共に真っ黒のラブラドルでした。
体重は皆30kgを超えていたので、骨になってもかなり重くて、ペット専門の業者にお願いして、粉骨にしていただきました。
ある程度の幼年期を過ぎてから飼い始めたので、訓練はそれなりに出来ていたのですが、やはり人間と同じで各々性格が異なりました。
名称はアトムとウランとオージでした。
飼い主が鉄腕アトムをテレビで観ていたので、アトムとウランは必然的にそうなりましたが、3頭目はコバルトにしようと思いましたが、犬の名称は母音が入っていないと犬達も聞き分けが難しいと考えて、「アイウエオ」のオから始まるのオージにした経緯があります。
まだ当時は現役のお仕事をしていたのですが、朝は4時から、夜は10時からの春夏秋冬の3頭の散歩は今考えるとよく出来たなと思います。
アトムは14歳、オージは10歳、ウランは16歳で命を全うしました。
些末な事ですが、延べ40年間のラブラドル犬を飼養したことになるので、記録を残していた医療費や餌代に加えて保険料を合計したら、薄給でしたが私自身の酒代よりも多くなっていたのには驚きでした・・・
以前にこのブログに書きましたが、3頭が歩行が出来なくなり、介護も4年ほど床にシュラフを敷いて添い寝をしていました。
まあ、それもあり今の腰痛はそれが原因なのかなと思います。
最後のウランは拾ってきた野良猫の子猫を毎晩抱いて寝ていました。
異種動物間でも、母性本能は有るのだなと関心しました。
その子猫のミカンは老犬のウランの乳首をくわえて、出るはずの無いミルクを飲んでいました・・・
今やそのミカンは、ウランに育てられていたためか、4匹居る猫の中では自分は「犬」と意識しているのか、他の猫たちとは余り仲が良く有りません。
今回の終活で何処かの動物の墓園に葬ろうと思いましたが、私がサイレントキーになったら息子達に託して、私の骨壺に一緒に葬ってもらおうと思います。
そんなこんなで、ラブラドル3頭と早世した黒猫のナナコの骨は、物置の無線室のTX/RXと並べて当分の間静置する事にしました。