ここのところ毎日の様にあちらこちらで、ゲリラ豪雨が発生しています。
都内の繁華街では駅前がかなりの浸水になり、帰宅困難者も発生したとマスゴミではありました。
ここのところの偏西風の蛇行状態や海水温度の上昇も有ると思いますが、都市部では、雨が降った後の流れが下水管に流れ込み一気に集まるので、マンホールが溢水するのは誰でも理解できると思います。
恐らくはこの半世紀で、都市部の地表面はコンクリートやアスファルトで覆われてしまい、このような現象になっていると思います。
もう半世紀も昔のことですが、確か横浜市の資料館で外国人居留地で発掘された「卵形管」の下水管を見たことがあります。
底部が細くなり、上部が太くなっている下水道管渠でした。
構造は確か煉瓦で出来ていた様な記憶があります。
現在の時代では考えられない管渠ですが、当時の土木技術では最先端だったのだと思います。
このままの状態ですと、ゲリラ豪雨どころではなくて、地震の津波や高潮、海面の上昇なんて考えると、一極集中なんて考えるのは恐ろしいことだと、つくづく思います。
今朝は爺さんの真面目な話でした。