LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

ラスコー、シドッチ、小林斗盦・・・・そして秋葉原。

2016年11月17日 21時00分49秒 | 雑談・その他

 先週から土曜日曜の勤務が続いて、今週は疲れました・・・
 丁度今日は使用している車の点検もあり、臨時休業にしました。

 せっかくの臨時休業なので、以前からためておいた上野界隈の特別展に行きました・・・

 先ずは、国立科学博物館の「ラスコー展」。
 ラスコー洞窟については、述べるまでもなくフランスのラスコー洞窟で1940年に発見された約2万年前のクロマニヨン人の洞窟壁画です。
 開館前から並んでゆっくり鑑賞しようと思い、自宅を早朝に出ました。
 上野公園には、開館前に並ぶことができ、地方の小中学生の五月蠅い行列には遭遇しませんでした・・・

 現在の科学技術の成果なのか、ラスコーの壁画の転写技術には驚きました。
 私自身、人類はラスコーの壁画から約2万年の時間の中で、人類は何をしてきたのかと考えることしきりでした。
 
 私自身、完全にリタイアしたらフランスのラスコーと、母親が生まれ育ったシアトル、そして万葉集の編者の太安万侶の茶畑の中の墓地にはいきたいと思っていたので、これで一つは済んでしまいました。
 来年の2月までの会期なので、もう一度平日にゆっくりと行きたいと思います・・・・

 二番目は、企画展である、「シドッチの発掘」企画展でした。
 これについては、以前から気になっていたのですが、昨年からの文教区の発掘調査と、骨のDNA分析の調査報告展示でした。
 さすが、国立科学博物館です、DNAの分析チャートも展示してありました。
 それにしても、300年以上も前に、イタリア南部のパレルモで生を受けた宣教師が極東の日本まで布教に来て、当時の幕府の知識人であった、新井白石にいろいろな知識や知見を与えた事自体が、いま考えると大変な事と思います。
 そんな、こんなで久しぶりに、錆びついた頭の中をまた元に戻せました・・・

 三番目は、国立博物館の企画展の「小林斗盦」展でした。
 今回は、生誕100年の企画ということで、国立博物館での企画展であったようです。
 私の弟の友人が氏の息子さんということで、お住まいになっていたところもご近所だったので存じていましたが、生前の篆刻のお仕事を拝見するにつけ偉大な方であったのが驚きました。

 もう、半世紀以上も前の事でしたが、弟と遊びに行ったことがありましたが、私たちの父親とは違う厳しさを感じました。
 もうその頃は、日本の篆刻界では第一人者であった方だと思いますが、小学生の自分には当然のごとく判りませんでした。
 でも、いまさらながら国立博物館での企画展を拝見すると、その偉大さがいたくわかりました・・・

 さて、その後は湯島天神、神田明神といつものコースで、終点は秋葉原。
 くだんのラジオデパートで、もう半世紀近いお付き合いのパーツ屋さんで無線談義・・・・
 
 最近のアマチュア無線界の事情を聴きながら、トロイダルコアをいくつか購い、池袋から帰宅しました・・・
 なんだか、もう少し自分の人生の在り方を考えなくてはいけないことをつくづく考えた一日でした・・・



 
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