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教皇フランシスコは「道」の創始者たちを私的に謁見
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教皇様は新求道共同期間の「道」の創始者たちに
「道」が教会にもたらした「計り知れない善に対して感謝します」
と言われた。
教皇様は今日、バチカン宮殿でキコ・アルグエヨとカルメン・エルナンデスとマリオ・ペッツィ神父を謁見した。その対話の中心的な話題は「異邦人への宣教」と「アジアの福音化」だった。
《編集部》
バチカン市国、2013年9月5日(ゼニット発)= 教皇フランシスコは今日、バチカン宮殿で、新求道共同期間の「道」の創始者であり国際責任者であるキコ・アルグエヨとカルメン・エルナンデスとマリオ・ペッツィ神父に対して私的謁見を行った。その謁見の中で、教皇は「道」に対する感謝の意を表し、「わたしはあなた達に対して、あなた達が全教会に対して行いつつある計り知れない善のために感謝します」と言われた。
キコは、たっぷり30分にわたったこの謁見の中で示された教皇様の「大いなる愛」に心を打たれたことを明らかにした。この対話の中心は特に、このキリスト教入門の過程が全世界で推進している異邦人への宣教と、アジアにおける新しい福音宣教の緊急性についてだった。「道」の創始者たちは教皇フランシスコに対して、福者ヨハネパウロ二世が言われたように第3千年紀の福音化が展開する場所となるであろうこの大陸の福音宣教に奉仕する2万人の司祭の群れを養成するために召命の集いを様々な国において組織する望みを抱いていることを表明した。
尚、去る6月26日、キコ・アルグエヨは教会の刷新に関する彼の貢献に対して、ルブリン(ポーランド)の有名なヨハネパウロ二世カトリック大学から神学の名誉学位を授与された。 大学当局によれば、新求道期間の道は「第二バチカン公会議の指針に注意深く従い、教会共同体から遠ざかっていたキリスト者を聖書と典礼から湧き出す信仰の源泉に再び呼び戻した」。名誉学士号授与の理由の中には、「異邦人への宣教の準備」と、新求道期間の道の過程を通じての「キリスト教とユダヤ教の出会いへの積極的貢献」、さらに「生命と人間性の尊厳と結婚とキリスト教的家庭の価値の擁護」などが数えられた。