:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ 「奇跡?」 ヨハネ・パウロ2世教皇の暗殺未遂事件

2008-10-09 14:37:39 | ★ 教皇暗殺事件

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「奇跡?」 ヨハネ・パウロ2世教皇の暗殺未遂事件

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一人のスペイン人の神父が、クリスマス休暇で帰っていたグラナダから、奇妙な写真と記事を持って戻ってきた。その写真は、日本語に訳すると、以下のような文章と共にあった。それは私の好奇心と、猜疑心と、批判精神を刺激する上でまたとない格好の材料だった。

まずは、先入観なしにそれを読んで頂きたい。なお、写真はコンピューターのデーター操作で直接ブログに貼り付けようとしたが出来なかった (どうやら絵のように最初からアナログデータだったらしい) ので、一度ワードのファイルに移し、それを光沢紙にプリントして、さらに私のカメラで撮影して、出来たデジタルデーターをブログに貼り付けるという厄介な手順を踏んだので、下のものは質がかなり落ちていることを念頭においていただきたい。(以下、記事の内容。赤の波線以下は全て記事のとおり。

 

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下の写真を見て下さい、感動的でしょう。 

 

このメッセージと祈りの力を感じ取るために別にカトリック信者である必要はありません 

 

 

 

ヨハネ・パウロ2世教皇が何故何年もこの写真を隠していたのかわたしたちは知りません。バチカンは最近になって初めてこの写真を公表しました。この写真は教皇が襲われパパモビレ(教皇の車)の中に倒れこもうとしたちょうどその瞬間、一人の警護官によって撮られたものです。彼の表情には苦痛を見とることができます。 

上の写真をよく見て下さい。1981513日に狙撃されたとき、聖母マリアヨハネ・パウロ2を腕に抱いているのが見られます。教皇ヨハネ・パウロ2世は、聖ペトロ広場に集まった人々に話しかけるために到着した時に撃たれました。彼は撃たれたとき、何時もたずさえているロザリオを手に持っていました。彼が倒れようとしたとき、何処からともなく一人の婦人が急いで彼の傍に現れ、彼を抱きとめました。上の写真がそれです。写真は、自分のカメラで教皇のスナップを撮るのに夢中になっていた群衆の一人が撮影したものだと言われていました。婦人は現れた時と同じようにすばやく姿を消しました。 

狙撃者は広場で逮捕され、終身禁固刑を言い渡されました。教皇は致命傷を負いましたが、手術を受け、長い療養のすえに一命をとりとめました。驚いたことに、発射された全て弾丸は、いずれも彼の生命に関わる内臓組織の全てを避けて貫通したことです。やっと完治した時、彼が最初に探し求めたのは彼のロザリオでした。彼がそれを手にしたとき、おん母マリアは、弾丸(複数)が彼の体をうまく通り抜けるようにその弾道を逸らされたのを感じた、と語りました。確かに、ヨハネ・パウロ2世は何時も規則正しくロザリオを唱えることを習慣としていた。ある時彼は、私の一番好きな祈りはロザリオだと語りました。

 

バチカンのホアキン・ナヴァロ・ヴァルス報道官は、この信じがたい写真についてバチカンが何年もかけて膨大な検討を重ねたと語りました。もちろん、写真の現像の質についても研究した。なぜなら、現像された時は、像がはっきりしていなかったので、誰もよく見ることは出来なかったからだ。写真映像の(世界中の)多くのエキスパートたちの綿密な観察とチェックを経て、彼らはその中に全く何のトリックもなかったと結論付け、この神の母からの素晴らしい贈り物をわたしたちに与えた。神の母がヨハネ・パウロ2世を抱いているのが見えます。素晴らしいではありませんか? 

あなたがお信じになるかどうか知りません。しかし多くの人が信じています・・・そして信じている人たちの間には、フロリダのレジデンスにガラス絵の窓に写真を再現したトーマス・ヴェンスキー司教もいます。下にそれを見ることができます。 

 

 

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= ここからは再び私の言葉です =

この写真は、痛く私の好奇心を刺激しました。実は、二枚目の写真の後に「メッセージと祈りの言葉」が続いているのですが、それはありきたりの信者さん向けの信心臭いもので、しかも私の関心外の冗長なものだったので、省略してあります。

この写真のことをめぐって、目下、詳細に、かつ批判的に検討中。近々なにかご報告できると思います。 請う、ご期待!

 

コメント (11)    この記事についてブログを書く
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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感謝 (ピエリナ)
2019-11-27 15:52:19
ありがとうございます。
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ピエリナさんへ (谷口幸紀)
2019-11-27 14:41:56
写真、どうぞご自由にお使い下さい。
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追伸 (ピエリナ)
2019-11-27 10:19:19
この写真をブログに掲載させて頂いても構いませんか?
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パパ様38年振りの来日 (ピエリナ)
2019-11-27 08:54:00
初めまして。ヨハネ・パウロ2世教皇様から東京の御ミサで、どこからともなく風の如く走って来られた男性からパパ様から御聖体を受けられると告げられ、御聖体を頂きました。この度フランシスコ教皇様の御ミサでは一般信者への御聖体の授与?はありませんでしたので、そのことをFacebookに思い出と共に書くとベルギーの友人から「セキュリティーの問題だ、ヨハネパウロ二世は狙撃されたではないか」とコメントがあり、当時を思い出して検索したところすぐにこのページにたどり着きました。
マリア様がパパ様を守っていらっしゃいますね。悲しみの母のお姿で・・・。
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Unknown (谷口幸紀)
2019-04-17 00:09:32
gkrsnama様
教会の怠慢でイエスの良い知らせ(福音)が効果的に届かなかった人々(実に大勢いる)の魂が地獄に落ちるなどと教会は教えていません。
神様だけが知っている秘められた方法で救いは届いていると第二バチカン公会議は教えています。
危ないのは洗礼を受けた信者たちです。

谷口
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ヨハンネスパウルス法皇様 (gkrsnama)
2019-04-14 01:02:20
法皇様は、わたしのような(緩い意味での)仏教徒にも尊敬されております。彼は、それまで(前世紀前半の改革まで)様々な怪しげなところがあった教皇庁を、カトリックが他宗との間でなした誤りを、正そうと奮闘されました。そして心底から福音を人びとに伝えようとなされたのです。(もちろん私には福音だけが救いへのみちだとは思えませんが。つまり、イエスを知らずして亡くなった真剣な仏教徒は地獄落ちだというのを私は肯うことはできません。)

この場で、そのお姿を、そしてその奇瑞の一端に触れることができ、感動を新たにいたしました。
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法王変死 (落合信彦)
2014-04-24 23:53:18
バチカンは世界有数の機関投資国家である。こうしたローマ法王庁の投資には、世界の信者から寄せられた寄付金をプールしたものや、事業収益、それにバチカン銀行の余剰収益などが充てられている。宗教の総本山が銀行まで所有するのは、カトリックだけではないかと思う。それだけ、バチカンは莫大な資金を保有している。バチカン銀行は、1929年にムッソリ―ニがローマ法王領をイタリアに併合した際にバチカンに支払った7億5千万リラの補償金と10億リラの国債をもとに、ピオ12世が設立した銀行である。ムッソリ―ニから支払われたカネの総額は、今の価値でいえば4億ドル~5億ドルにのぼると見られている。「カネがものを言うと真理が黙る。」(ユダヤ格言)
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元日航社長の利光さん。 (日航社員)
2014-01-09 09:11:16
利光さんはカトリックの信者だった。当時の新聞で利光さんはヨハネ・バウロ2世に機内で抱きしめられて自分の罪が許されたと感じたと書かれていた。その後、利光さんは自殺した。利光さんの魂はどうなったのだろうか。
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法王暗殺 (徳岡孝夫)
2013-09-11 21:17:43
ヨハネ・パウロ1世がバチカン改革のため、ジギタリスという毒物で殺されたことは、ほぼ明らかになっている。谷口神父はオカルトマニアなのだろうか?
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マリア様と教皇様 (rosa)
2013-06-15 14:44:37
涙がでて仕方がありません。この写真を掲載してくださりありがとうございます。
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totus tuus (xxxDANIAxxx)
2011-02-03 19:10:26
totus tuus ラテン語間違ったかも知れませんが、前教皇様は「すべてあなたの」と言われたように聖母を愛し深い敬意を払っていました。聖母の喜びとなる人で神の意にかなわない人はないと思います。紛れもなく聖母はキリストの受難における苦悩に前教皇様を迎えられたのだと 思います。聖がい布に残った光の後が特殊な方法でしか見つけられなかったことを思い出しました+
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