2008-06-04 00:25:23
爆弾宣言
司教総会初日のバチカン大使の発言に唖然。カトリック新聞の一面トップを飾った高松神学校問題。今後一切の言動まかりならん。バチカンからのきついお達し。 一体何があったのか。
神学校の問題と運動そのものの問題とはまったく別の問題なのに。同じ信仰の世界とは言え、なんだか悲しくなった。共存共栄こそカトリックなのに。
(中略)
これも日本司教団にはきっと意味のあることに違いない。とは言え、明日の会議は荒れそう。
これ誰の文章だと思います?
鹿児島教区の郡山司教の6月2日のブログからの抜粋です。全文は:
http://sdemo.net/pken/Blog/72065f3e5ba38a00
で閲覧できますよ!(6月10日のマリアさんのコメントによれば、上のブログの該当するページは、その後削除されたそうです。自由な言論を封じる圧力に屈したのでしょうか。それにしてもよかった。一瞬でも真実の光が外に漏れた。聖霊に感謝!)
一昨日、3年ぶりに司教館に帰着して最初に直面した現実は、高松司教の教区内のすべての聖職者、修道者、信徒に当てた、たった4行と3文字の短い手紙だった。日付は5月31日。内容は、5月29日付で出した、『高松教区立国際宣教神学院閉鎖の件について』の司教書簡に関する一切の公表を停止し、文書は、すべて焼却破棄すること、を求めるものだった。
現実には、司教の求めとは裏腹に、同書簡は私の知る限りでも、2日の時点で、司教館周辺の複数の人がそのコピーを焼却せずに所持しており、着いたばかりの私にもその内容を垣間見ることが可能であった。
時系列から言えば、焼却破棄の依頼の手紙は、司教協議会初日のバチカン大使の爆弾発言よりも先であるが、そこに何らかの因果関係が臭う。
全て焼却破棄してくださいという司教の文字は空しく、うがったものの見方をする人は、司教は最後のぎりぎりの時点で、あの文書の発送を指示し、二日後に焼却破棄依頼の文書をかぶせることを通じて、自分の執念の構図を確実に永久に歴史に止めることを意図した、と考えている。私は単純な人間だから、司教にとって何か予想外の事態が司教総会前日に発生し、慌ててもみ消しにかかったとみる方が自然に思える。もちろん、真実は永久に闇の中である。いずれにしても、司教は5月29日以前にも、神学校を6月30日付で閉鎖する決定に関して、複数のチャンネルで周知しており、私も直接書いた形で知らされていた。そして、それに関しては、特に公表禁止命令は今もって付されていない。
それにしても、郡山鹿児島司教のブログの中の一言、「明日(3日)の会議は荒れそう」が気になるところだ。
念のために、3日付けの郡山司教のブログを開いてみたが、会議の内容には一言も触れられていなかった。また、何も書かないように圧力がかかったのかもしれないが・・・。あるいは、余りひどくて書き様がなかったか?
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