キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2011年 中山大障害G1

2011年12月24日 | Horse Racing
今年の競馬も今週で終わり。今日は3連休の中日ということもあって、普段よりも多くの競馬ファンが見に来ていたようです。前日の忘年会の余韻も残り、競馬場に着いたのは第3レースの頃でしたが、パドックには既に通常の土曜日の午後と同じくらいの人が居ました。今日は特に高齢の競馬ファンが多いような印象でした。まあクリスマスイブに、若者が競馬場で遊ぶというのは微妙な感じもしますから、これは当然かもしれません。

この季節、高齢者の方達は、帽子(キャップ)にダウンジャケット、腰にはポーチ、片手に競馬新聞、靴はスニーカーが定番になっています。今日は寒いせいか帽子を被った方が特に多かったように思います。高齢者には、この寒さは応えるでしょう。以前は、耳に赤鉛筆を挟み、首には双眼鏡をぶら下げて、タバコを吸いながら競馬を見る人がいたように思いますが、赤鉛筆は赤ペンに変わり、双眼鏡の代りにターフヴィジョン、タバコは禁煙になりました。観客の競馬観戦のスタイルも変わってきているようです。また、ターフヴィジョンはとても見易いので、目の前でレースしているのに、ずっとターフヴィジョンの映像の方を見ている人もいます。せめて最後の直線くらいは生のレースを見て欲しいと思います。

今日のメインは、中山大障害G1。障害騎手にとっての最高の舞台です。
障害レースはジャンプやトリッキーなコース、騎手の落馬の可能性(危険もあります)などの不確定要素が多くて面白いレースです。今日のレースも実力伯仲で、最後まで息の抜けないレースでした。特に2つの大きな障害は落馬の可能性が高く、全馬が無事にクリアーすると大きな拍手が沸きます。全ての障害を終えて直線に入った時の興奮と、終わった時の安堵感、観客からの拍手はとても気持ちの良いものでした。後ろでは「あまり期待していなかったけど、見たら凄く面白かった」と言っている人がいました。まあ平地では、レース中に拍手することはありませんから、障害レースの雰囲気は特別なものだと思います。これで年に2回の大障害レースを見るファンが増えてくれると良いと思います。
ちなみに応援していたのは、マジェスティバイオとマイネルネオス。マジェスティバイオは見事に最後に直線で差し切って優勝しました。一方、中山グランドジャンプで勝ったマイネルネオスは、最後の直線で失速し4着となり、私の馬券は見事にハズレでした。
今年も馬券の買い方で失敗続きの1年でした。


今年もこれにて終了。
明日の有馬記念は自宅観戦です。豪華メンバーでとても楽しみ。


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