アートとビジネスを両立させた著者の生き方指南書。
仕事の合間にこつこつとイラストを書き続け、ブログを媒体として多くのファンを作った著者が、生き方について提言する。周りを気にせず仕事をしながら、好きなことに打ち込んでいればチャンスはある。継続することが大事。それが自分のオリジナルであればなお良いと説く。
シンプルで解りやすくイラストも面白いユニークな本。好きなことが仕事だったら、と思うことが多いけれど、アートの世界では、上手くいかなかった時のリスクは大きい。夢と現実は違うということを何度も主張するのは、著者の周りにそういう人が多かったからだろう。
装丁と内容がマッチしていてオシャレな本で、時間がある時に気軽に読んでみるのが良いと思います。