来年のクラシックを占う2歳牝馬G1は、ジョワドヴィーヴルが勝ちました。
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阪神JF ジョワドヴィーヴルが2戦目でG1制覇(スポニチアネックス)
「第63回阪神JF」(G1、芝1600メートル・良)は11日、阪神競馬11Rで行われ、福永騎手騎乗の4番人気、ジョワドヴィーヴル(牝2=栗東・松田博厩舎、父ディープインパクト、母ビワハイジ)が、差し切って優勝した。勝ち時計は1分34秒9。ジョワドヴィーヴルは、デビュー2戦目でG1制覇の偉業を成し遂げた。(中略)ジョワドヴィーヴルは母ビワハイジ、姉にブエナビスタを持ち、前評判も高い良血。ただ、このレースが新馬勝ちしただけのデビュー2戦目という不安があった。だが、見事な勝ちっぷり。騎乗した福永騎手も「とても上手に走ってくれた。来年まで故障なく行かせたい」と大きく期待していた。2着は2馬身1/2でアイムユアーズ、3着はそこからハナ差でサウンドオブハートが入った。
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今年の阪神JFは本命馬不在と言われて、混戦が予想されていました。ジョワドヴィーヴルは、ブエナビスタの妹ということで注目度は高かったのですが、未だ1戦しかしていないということもあって実力は未知数と言われてました。しかし、今日のレースでは、ディープインパクトのような一瞬の切れ味を感じさせるレースで、残り1ハロンで抜け出して勝利を収めました。このレースを見る限り、来年はこの馬が中心になりそうな気配です。昨年のレーヴディソールのように、圧倒的な実力があってもクラシックを勝てない馬もいますので、今後も順調に育って欲しいものです。ちなみに、昨年の「レーヴディソール」もそうでしたが、「ジョワドヴィーヴル」という名前は発音し難くく分かりにくい名前です。これでは記憶力に自信が無い中高年の競馬ファンは、なかなか名前が覚えられないでしょう。ブエナビスタでさえ、「ブエナ」と省略して呼ぶ競馬ファンもいるわけですから、それなら最初から短く分かり易い名前を付けて欲しいものです。
応援していたのは、東京の新馬戦でゴボウ抜きを見せてくれたガーネットチャーム(こちらも覚えにくい名前)。スタートに出遅れ、大外を廻りながらもジョワドヴィーヴルに次ぐ上がりタイムで6着でした。出遅れが無ければもう少し上位に行けたかもしれません。今後に期待できる内容でしたので、次のレースを楽しみにしたいと思います。