カナダ競馬・木村騎手がアメリカG1を制覇＆WBC大谷選手

カナダで活躍する木村和士騎手が、アメリカのG1を制覇しました。

------------------------------------

木村和士騎手が米Ｇ1初制覇！ デットーリ騎手との争いをクビ差で制す金星
アメリカ・カリフォルニア州のサンタアニタ競馬場で４日（日本時間５日）に行われたＧ1フランクＥキルローマイル（4歳以上、芝8ハロン、8頭立て）で、木村和士騎手騎乗のゴールドフェニックス（フィリップ・ダマト厩舎、騸5歳）がＶ。木村騎手はアメリカで初めてのＧ1勝利を成し遂げた。1分34秒45（良）。Ｇ1レースはカナダでの2020年サマーＳ、22年ＥＰテイラーＳに続く3勝目となった。（後略）

------------------------------------

レースの様子をYouTubeで観戦しました。レースでは中団後方を追走し、最後の直線では団子状態から僅かな隙間を見つけて外に持ち出して先頭に立ち、デットーリ騎手の猛追を凌いでクビ差で勝利しました。８頭立ての６番人気でしたから、この勝利には騎手の貢献度が大変大きいと思います。これは本当に素晴らしい騎乗でした。

JRA競馬学校を中退して、カナダで騎手の夢を実現した彼ですが、カナダではトップ騎手、アメリカでも実績を残して、いずれJRAの短期免許で騎乗できるのではないかと思います。是非、彼の騎乗を見てみたいと思います。

★週末のWBCフィーバー

WBCに大谷選手が合流して、週末のスポーツニュースはその話題ばかりでした。大谷選手の打撃練習を見て興奮する観客や選手たち。確かに凄いけれど、これは練習だからね～、あまりプレッシャー掛けないでと言いたくなりました。もし予選の４試合で不発だったら、明るく大らかな大谷選手でも相当プレッシャーを感じるかも。日本開催で最強の日本代表で、期待の大きさも判るけれど、試合は試合。何が起きるか判らない。油断禁物です。

今頃、他チームでは、日本選手を徹底的に研究していると思います。おそらく打者大谷選手とは勝負しない。大谷投手には球数を投げさせる。どのチームもそれくらいはやってきそう。予選突破は、大谷選手以外の選手たちの活躍がカギになりそうです。

それはともかく、WBC開幕が待ち遠しい。良い試合を見せて欲しいと思います。