WBC日本代表、チェコ戦に勝利！

本日のチェコ戦も観戦しました。日本代表は、昨年完全試合を達成した佐々木朗希投手。立ち上りから160km連発で、3回2/3を投げて2安打8奪三振の見事な投球でした。
しかし、チェコの選手達は、株のトレーダーや消防士、学校の先生等他に本職がある実業団クラス？のアマチュア選手。そのチームに対し、日本のエース格の投手が3回で2安打1失点したのは、何だか微妙な感じもします。

逆に言えば、チェコの選手達は、よく頑張っていました。特に先発投手が、高校野球並みの110～120km台のチェンジアップで、日本の打者をキリキリ舞いさせたのには驚きました。大谷選手も村上選手も空振り三振。簡単に打てそうで打てない。3回4回に日本に大量点が入って、最後は大味な試合にはなってしまいましたが、野球の面白さを堪能させてくれました。今回のWBCでチェコの野球人気が盛り上がれば、将来は侮れないチームになりそうな気もします。今日の試合はとても面白かった。野球人口が少ない国のチームだからと言って、油断してはいけません。
因みに、今日の試合の最初の方は、アマゾンのネット中継を見ていました。初回のチェコの攻撃の時に、アナウンサーが「チェコの選手達は、(佐々木投手の)160kmオーバーの球を見るのは、人生で初めてでしょう」とコメントしてました。チェコの選手を見下した言い方だなと思っていたら、彼等は初めてどころか、佐々木投手の速球を打ち返していました。実は、チェコにはMLBやマイナーリーグ経験者がいるので、彼の速球は苦にしていなかったようです。アナウンサーは、根拠のない推測でものを言ってはいけない。正直、聴いているこちらが恥かしい。それよりも試合後に誰も話題にしなかったけれど、110kmの球に空振り三振した大谷選手のほうが恥ずかしかった。でもまあ、こういう事もあります。(笑)