キマグレ競馬・備忘録

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天才ピアニスト・紀平カイルさんの話題 

2023年03月06日 | Music & Movie
昨日、林先生の初耳学の番組を見ていたら、天才ピアニストとして紀平凱成(きひら かいる)さんと言う21歳のピアニストが紹介されていました。簡単な経歴紹介の後、彼はピアニストとしても凄いが、作曲家としても凄いということで、未だ21歳なのに5000曲以上も作曲したという話でした。本当に才能を感じさせるピアニストで、スタジオでの演奏も素晴らしかったのですが、作曲数で一つ気になる点がありました。
この番組が、彼の5000曲の作曲数の凄さを紹介するために、クラシックの作曲家バッハ(約1000曲)、ベートーヴェン(130曲)、モーツァルト(600曲)と比較したことです。それを見ていたタレントが、思わず「ベートーヴェン、少ない、、」とコメントしてましたが、この比較の紹介はちょっといただけない。例えばベートーヴェンの130曲には交響曲、協奏曲、管弦楽曲やオペラも1曲としてカウントした数であり、200年の時間に耐えて聴き継がれている曲なので、同じ1曲と言っても彼が作曲した1分足らずの小曲とは比較にならない。クラシックの名曲と比較するのもどうかと思うし、あのビートルズだってわずか200曲余りしか発表していないけれど、世界に与えた影響は非常に大きい。音楽は数ではなくて、質が重要なのだ、、、とクラシックファンとして、この番組には一言言いたくなりました。(紀平さんに責任はないが)
それはともかく、彼は未だ21歳なので、今後、歴史に残るような名曲を作曲して、世界で活躍するアーティストになって欲しいと思います。
因みに、この話をカミさんにしたら「だから、何なの?」と言われ、彼女の一言で私の興奮が一気に冷めてしまいました。確かに、オジサンが目くじらを立てて言う事でも無かったかな、、とちょっと反省。(^^;)

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