
「アキラとあきら」 三木孝浩監督 ○
池井戸潤の小説を映画化しました。
父親が工場を倒産させてしまい厳しい少年時代を過ごした山崎瑛(竹内涼真)と東海汽船の御曹司だが銀行員となった階堂彬(横浜流星)は同期に入行したライバルでした。情が深い山崎はある会社を救うため銀行の利益を損ね左遷されます。一方東海汽船の社内は父親が急死し身内同士で争い彬の弟が窮地に立たされていました。
二人の出会いの場面が印象的です。ネタバレになりますがラストにもあれが効果的に使われます。ドラマとしてはおもしろいのですが、冒頭の新人銀行員が全員ネクタイ姿の男性ってありえないのでは。男のドラマになっていてジェンダー的には時代遅れでした。
「情けは他人の為ならず」ですね。
タバコは、上司に江口洋介がいたので心配でしたがタバコはありませんでした。(○)