10枚落を卒業すると次は8枚落ちとなるが、この8枚の手合いは金が二枚も王様を守って居るので、なかなか勝てない。
図は、雀指しから端を破り3枚の駒で上手玉に迫ったところ。
知識と初期の右手の感覚だけで指すと、▲5二成香と進んで来る子が多い。
ここら辺がポイントで、駒の損得や升目の駒の効きの数などを、理解してもらうチャンスとなる。あまり理屈は言わないで感覚的に何回も繰り返してみるが、将棋は上から攻める手が良い手で次は横からで、最後に考えるのは下からの攻めなどだが、現段階では横から攻める手が良い手になっている。
このレベルで挫折してしまう子も、多いような気がしてならない。
定跡と詰将棋の間に、寄せる練習方法に何か良い手は無いか思案中。
私の指導対局の横では、poolさんが何と平手で指導対局を行ってもらっていた。
先手:poolさん
後手:行方八段
初めてお逢いしたので、あれやこれやインタビューしてみた。倶楽部24ではR値2300だそうです、終盤が難点で良く逆転されますと謙遜されてましたが、このレベルだと相手もツワモノ揃いだから大変なのかもしれない。
お仕事の都合上で、日曜日に来られないので、もっぱらネット対局を中心に腕を磨かれているようです。
倶楽部24の利用方法もさまざまで、先日の松本であった研修会員N君は、高段者タブを観戦して同じように読みを入れるが指す事は無いと言っていた。
地方都市では、対戦相手にも恵まれないので倶楽部24を利用するのが、上達の道なのであろうが使い方は、ひと様々で自分にあった方法が良いのでしょうね。
昨日の続き、Hageyubi先生は、ここで▲6三金を最善手としたが、コンピュータ独特の駒得優先の判断なのだろうか、何か筋が悪いような気がしてならない。
そこで▲3八玉としてから、6段+にセットして対局してみた。
実戦感覚では、こちらの方が勝ち易いようでした。(感想戦は、必ず行いましょう。)
詰将棋選手権が近づいたせいか、ウッキー師範のプログには、最近やたらと詰将棋の短手名作が多く飾られるようになって来た。
森安先生の綺麗な作品をお楽しみ下さい。