資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ガス業界の資格試験その5

2012年05月25日 | 資格学習法・自己啓発
都市ガス業界の資格試験
クリエーター情報なし
三恵社


 ガス業界の資格試験、その5です。今日は人事・労務系資格。

 <ガス業界と社会保険労務士>
 社会保険労務士の業務は、社会保険に関する申請書等の作成・提出、帳簿書類の作成、さらに労務管理その他の相談、指導です。
 この資格を持つ人たちが活躍するのは、実際にガス業界を始めとする会社の人事・労務関係書類の依頼を受けて、作成・提出している独立社労士がいます。もう一つはガス業界の人事労務を担当する社内社労士です。社会保険に関する業務もありますが、やはり労務問題の対応が重要でしょう。社労士は労働法などは法令だけではなく、通知のレベルまで知っていますので貴重な存在です。
 企業時代は、人事労務のプロとして、定年後は社労士として独立するというプランが立てられるのもこの資格です。

 <ガス業界とビジネスキャリア検定>
 この試験は、中央職業能力開発協会が実施する、ビジネスキャリア検定の一科目で、人事・人材開発と労務管理の試験です。厚生労働省の認定する公的資格です。
 ガス業界にも人事労務部門に働く人たちは多くいます。人事部門ではありませんが、管理職になると人事労務の仕事をする人たちも多く、この方たちが体系的に人事労務の業務を学べるのがビジネスキャリア検定の人事・人材開発と労務管理科目です。
 会社が導入しているいろいろな人事制度、職能資格、賃金、人材育成などどのような背景で導入されたか知る機会になります。人事労務業務を今一度深く理解できるようになり、仕事の幅が広がるでしょう。
 この試験、ビジネスキャリ検定は、人事労務だけではなく、経営戦略、財務、マーケティング等多くの科目があり、レベルも3級、2級、1級と実力に応じて受験可能になっています。ただし1級は当分の間、実施されません。

 <ガス業界とコーチング>
 コーチングとは、人材開発のための技法のひとつ。「コーチ」(COACH)とは馬車を意味し、馬車が人を目的地に運ぶところから、転じて「コーチングを受ける人(クライアント)を目標達成に導く人」を指すようになりました。
 しかし、明確な定義があるわけではなく、コーチングの資格も実施する団体ごとに独自に設けています。㈱キャリアブレインの定義に従うと、「相手が望んでいる目標があり、その目標を自ら達成することができるように、相手の持っている個人的な特性と強みを活かして、相手がその能力と可能性を最大限に発揮することを目的として、相手を自ら考えさせ行動を促すために、相手の取るべき手段を引き出すためのコミュニケーションサポートである」となっています。
 傾聴、承認、質問など基本的な技法を身につければ、研修次第で誰でも使えるようになり、部下や後輩の指導や面接など使える場面はいくらでもあります。ガス業界でも、大手では、有効な部下指導の方法として導入しています。

 続く
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