資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

東芝の工事進行基準

2015年06月13日 | その他ビジネス系資格とその活用

 ちょっと前だが、東芝がまたコンプライアンス違反をしたというニュースが流れた。そして決算も延期している。流れたニュースによると、工事進行基準を操作したらしい。工事進行基準?、これ簿記の用語だ。一般の工事と違って、プロジェクトのような長期間に及ぶ工事は、特殊な仕訳が認められている。

 例えば3年に及ぶ工事の場合、普通の工事完成基準で仕訳をすると、1年目、2年目工事が終わっていないため、利益が出ず、3年目にまとめでドンと利益が発生する。1,2年目は工事を行っているにもかかわらず、利益が出ない。

 そこで、1年ごとに一定の基準で利益を計算して、毎年利益が発生したことにして、仕訳をするのが、工事進行基準だ。簿記検定や建設業経理士検定に登場する。また最近は、情報システムの開発でもこれが適用できるようになったので、話題になった。

 さて、報道によると、東芝はこの工事進行基準を操作して、利益を多く見せたという。具体的内容はこれ以上はわからない。もしこれが本当とすると、根は深い。推定だが、こんな処理は一担当が間違えてするようなものではない。経営層も関与していたかもしれない。

 私は企業研修で、コンプライアンスの問題も扱っている。それは、現場の1担当者の判断ミスで、会社存続に大きな影響を及ぼすことがるため、普段から報・連・相を欠かさずに、というものだ。しかし、この東芝のはちょっと違う。経理上の操作で利益を多く見せるのだから、かなり上層部まで知っていたんじゃないだろうか。

 相変わらず、コンプライアンスの問題が発生しているね。


続・岡山 備中高松城の水攻め

2015年06月13日 | ガス主任技術者資格とその活用

 やっと岡山から帰ってきた。今は0時過ぎ。夕方先方の会社を出て、知人に案内されて、ちょっと寄り道して空港へ。その寄り道の写真を掲載します。

 倉敷から岡山空港のルートをちょっとそれると、備中高松城。秀吉&官兵衛が水攻めで、毛利の清水宗治を破った古戦場である。

 

 現場の城跡は公園になっている。そして水攻め当時の水位が標識となっている。

 水位を示す標識

また各軍の配置が書かれた大きな銅板がある。清水宗治と黒田官兵衛が最も近い。

 水色が水攻めの箇所

 清水宗治と官兵衛の陣が近い

 周囲は低地、田んぼだ。川をせき止めると大きな池になる地形だ。播磨灘物語やNHKの官兵衛を見ていた者にとって、この光景はワクワクでした。

 高松城跡、石垣だけが残っている

 周囲はこんな景色