資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

土木施工と情報処理に出るネットワーク式工程表

2015年06月25日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 土木施工管理技士の講座を実施している。この中で説明の最も時間がかかるのが、ネットワーク式工程表。

 

 アローとイベントで構成され、作業の前後関係が明確になり、クリティカルパス(最長経路)を求めることで、全体工期が分かる。そして工期を短縮するには、どこの作業を短縮すればいいか、検討もしやすい。さらに最遅完了時刻や最早開始時刻から、フロート(余裕時間)を求める問題も出題される。

 このネットワーク式工程表、私はウン十年前に、学校の土木計画で学習したが、この問題は、土木施工管理技士の試験問題でもある。そして、実は情報処理技術者試験でも出題される。一見、何の関係もない試験だから、変だと思う方もいらっしゃるかもしれないが、どちらもプロジェクトの工程管理なのである。

 そういえば、一度だけ仕事でこの工程表を使っているのを見たことがある。あるガス導管の工事で、ゼネコンの方の工程表が、複数の単位作業を組合せたネットワーク式工程表だった。周りの人たちは何だが分からなかったようだが。

 10代の頃に学校で学び、20代の頃情報処理試験で学び、30代で土木施工試験で再び学び、そして50代で今度は教える側で使っている。私にとって、このネットワー式工程表は一生モノのようだ。