昨夜は関西の大手ガス会社でガス主任技術者試験の講演。出題の傾向と対策について、例題を入れて、甲種と乙種の違い、留意点など1時間半の講演だった。受講生は、大きな部屋に約100名、またあとで聞いたんだが、隣の部屋にモニターを置いて約50名と二部屋で聴いたそうだ。講演中は、パワポの画面と受講生の顔を交互に見る。受講生がウンウンとしてる時は、内容が腹に落ちてる時だ。昨夜も結構このシーンが多かった。
そして終わって事務局の方と懇親会。山田錦という日本酒用のコメの名がついた酒を戴く。産地は西宮、20年ほど前の阪神大震災の復旧に行った時の街である。精米歩合70%程度なんだが、しつこくなくおいしい。利き酒師の分類から言うと、葷酒(くんしゅ)か爽酒(そうしゅ)だろう。昼のパーティなどでも使われる日本酒だ。肴もさなか専門のとあってこれもうまい。魚に梅干がついている。和歌山の南高梅だそうだ。なるほど。
懇親会で聴いたんだが、昨年、私がこの講座で論述試験の出題予想をした。実はこれがズバリ当たって、試験後、社内で評判になったそうだ。皆さん、学科試験の出来がいまいちで、結局合格率はそんなに高くなかったが。というわけで、今年も呼ばれたのか、というのが私の感想。さて、次の直前対策は何をやるか、じっくり考えよう。
写真は、講演前に寄った四天王寺、聖徳太子が建てたお寺です。