資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

らくらく突破3~一番難しい熱力学

2016年05月06日 | 気象予報士ほか

   

 気象予報士の学習は、いよいよ熱力学だ。この熱力学と次の大気力学が最も難しい。まずは熱力学の基礎から。こちらはガス主任技術者試験の基礎理論とかなり重複する。
(1) 気体の状態方程式
 普遍気体定数とは、気体共通のRだ。ただし状態方程式で使うには、PV=nRTのように、nモルを掛けないといけない。比容という言葉、密度の逆数だ。V÷mにもなる。
(2) 静力学平衡
 Δp=-ρ・g・Z 基本的な公式だ。これは確実に覚えないといけない。地表面で10m高くなると気圧は1.2hPa下降する。他に海面更正の式、層厚の式など、仮温度も出てきた。これは湿潤空気の温度を乾燥空気の温度で表したもの。
(3) 気温と安定の関係
 これもなかな覚えられなくて、苦労した奴だ。私は下図で覚えている。図の中は周囲の空気塊、そこに気温の高い、又は低い空気塊が上って来たときに、上に行くか、下に戻るかで安定、不安定となるものだ。

(4) 温位と相当温位
 エマグラムを書いて覚えよう。乾燥断熱線から、露点にぶつかって、湿潤断熱線で上り、乾燥断熱線で1000hPaまで降りた場所が相当温位だ。これで、テキストは160頁まで学習した。続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする