土曜日に三島スカイウォークと山のホテルにバス旅行に行った。スカイウォークは、昨年12月に開通した人道橋としては日本一の400mの長さである。入場料千円で往復したが、思ったより揺れなかった。橋の中央には金網が張られ、下から少し見えて、風が吹き込むようになっている。
橋を渡る前
橋を渡った後
つり橋で思い出すこと。私は現在土木施工管理技士の講師をしているが、一応学校は土木工学科卒、卒業研究は、鉄筋コンクリート橋の設計である。実際にそれで橋ができたわけではないが、実物としては、神田駅そばの聖橋をイメージしてもらえばいいと思う。
そして、つり橋と言えば、タコマ・ナローズ橋。アメリカ太平洋岸で1940年に完成、しかし暴風で落橋してしまった。自励振動という現象で落橋したらしい。有名なのは、当時のビデオで揺れや落橋の様子が撮影されていたことだ。その様子はこちら。
原因の主なものは、床板が薄く広いため、風の荷重が大きくなったためだと記憶している。ということだろうが、スカイウォークは、幅員の中央部がメッシュになっていて、下が半分くらい見え、風が通るようになっている。これで、風荷重が随分軽減されているはず。
橋の中央部はメッシュになっていて、風が通る
次は、箱根山のホテル。ツツジとシャクナゲが名所のホテルだ。ホテルの庭は観光客で一杯だ。しかし、ピークは過ぎた感じ。例年だとちょうどいい時期だが、今年は開花が早いそうだ。それでも、赤い花は写真によく映える、富士山は見えなかったが、まあ先週たっぷり見たから、もういいか。
山のホテル、赤が映える
しゃくなげ園
しゃくなげ園