先日の読売新聞に面白い記事が出ていた。民間検定試験に第三者評価、という記事である。ネット検索してみると、出典は文科省。全国検定振興機構という団体が作って、文科省に答申したようだ。
この資料、PDFで38頁もある。これによると、民間団体の検定試験は1,000種以上ある。しかし、届出等の法的な義務がないため、その検定試験の質にバラツキがあるという。このため、第三者評価を行って、質を確保すべし、というもの。そして文科省後援等のお墨付きをもらうには、この第三者評価をするように求める。フン、フン。
話は分かるが、1,000種もある検定を客観的にみれる人、日本に何人いるのかな。はたまた、このコスト負担、主催団体が、ほんとにやれるんだろうか。イヤー、これからまだ紆余曲折がありそうだ。
もしかしたら、私が使っている資格も第三者評価するかもしれん。これで、資格が差別化され、生き残る資格と淘汰される資格が出てきそうだ。いや、いっそのこと私が評価しようか。まだまだ目が離せない答申である。