資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

指導員お役立ちミーティングに参加して

2019年01月29日 | 診断士活動(実務従事他)
そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~
クリエーター情報なし
三恵社

 日曜日の午後は、中小企業診断士の集まりに参加した。「指導員・副指導員のためのお役立ちミーティング」という集まりだ。夜の懇親会まで参加した。そもそも中小企業診断士は、その資格を維持するのに大変なエネルギーを要する。毎年1回は、理論研修を受講する。これは大したことはないが、加えて、中小企業さんの診断を年間6日間6ポイントほどしなくてはならない。そして中小企業さんからその証明を貰う。これを5年分合計30ポイント集めて、更新手続きをする。私は独立診断士だから、中小企業さんとのお付き合いもあるが、企業内診断士の方は、これ、結構大変なエネルギーを使う。

 

 そこで、企業内診断士向けに、診断士協会では、「実務従事」という制度を用意している。希望する診断士(主に企業内診断士)を数名集めて臨時にチームを作り、指導員が中小企業にお願いして、企業診断を行う。そして報告書を作成し、プレゼンする。この一連の指導を行うのが、実務従事指導員である。この指導員、多少のお金はもらえるが、ボランティアに近い。

 日曜日は、この指導員になるための、お役立ちミーティングである。午後3時間みっちりだ。制度の説明、指導員経験者のパネルディスカッション、実務従事実施のポイント等の情報提供を受けた。パネルディスカッションで、なぜ指導員になったか、指導員のやりがい、についてお話しいただいた。①中小企業さんに感謝されること、②自身を含めた参加者のレベルアップ、③診断士仲間との出会いなどなど・・サラリーマン生活では体験できない。そして最後の言葉、「行動してほしい!」

 私は、独立したての数年前に副指導員を一度経験した。指導員の補助である。その後は実務従事とは縁がない。ミーティングでのお話を聞くと、先輩の指導員の方は、大したお金ももらず、やりがいを優先して活動しておられる。中小企業診断士とはそれほど魅力のある職業なのだろうか。

 終わって、懇親会では、9枚も名刺交換する。このトシになって、新たに、親しくお話しできる人が増えるのは嬉しい。普段は自宅事務所で一人、コツコツと資料を作っているため、このような出会いは愉しい。診断士になってよかった、と思う。私も実務従事の指導員、やろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする