ENEX2019が開催された。毎年この頃の開催で、二年に一度ほどの頻度で見学している。雪が降りそうな天気、寒い。ビッグサイトの中はそうでもない。チケットを忘れてきたため、スマホで手続きをして入場する。
このような大きな展示会は、見学のコツがある。全部見ようと思わないで、あらかじめターゲットを絞っていき、そこのブースをじっくり見て、案内の方からもじっくり内容を聞くことだ。
今回は、4つほどブースを絞って回った。まず資源エネルギー庁。省エネ事例や省エネ法の変更内容など、今回はかなり大きなブースで出展している。力入れてるなあ・・
次は、日本卸電力取引所、何となくは知ってるがじっくり見るのは初めてだ。20分ほどのビデオがよくできている。電力の卸市場は、一日前市場と当日市場がある。一日前市場の価格決定は、ブラインド・シングル・プライスオークション方式という。時間帯と受け渡し地点を指定して、取引所に送信する。他参加者の動向はブラインド、締切後に、売り買いが均衡する全国統一(シングルプライス)の価格が決まる。当日市場は株式と同じ、ザラバ方式による。現在日本の電力取引の約30%を占めるそうだ。結構市場は伸びてる。
最後は、省エネルギーセンター。私もこの団体が運営する資格、エネルギー管理士を持っている。著作物をじっくり見る。そして写真の書籍を購入。係員に、セミナーなどで使いたいページがあるとどうすればいいか聞くと、この省エネルギーセンターに申し込んでほしいと。費用はかかるか聞くと、たぶん無料でしょうという。いいことを聞いた。今度使うことがあれば問い合わせしよう。
あとは、二、三のブースを覗いて帰宅。まずまずの成果のあった展示会であった。