筑波山もまだ歩いていないコースを、ということで裏筑波を登るつもりで出かけた。しかし、前夜は雪。バスから見る筑波山は雪化粧している。こんな雪景色はめったに見れない。しかし登山はだめだ。登ってから考えようと登り始める。
初めは、ほとんど雪はなかったが、登るにつれて、雪が増えてくる。山頂近くでは10センチもあっただろうか。
山頂も雪が残っているが、下界は雪などない。不思議な光景だ。積雪があると、歩くのに時間がかかる。裏筑波はあきらめて、今夜の宿に降りる。
今夜は江戸屋という、創業390年の筑波山の宿である。温泉に入って温まる。常陸牛と海鮮を、すき焼きと白湯スープの二つが入った鍋を戴く。舞台の幕も浮世絵のような筑波山だ。
翌朝は、梅林に行き、紅梅と蝋梅を観賞する。白梅はまだだが、紅梅と蝋梅はもう十分見ごたえがある。梅林のオープンは2月中旬からだそうだ。