資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ビジネスマネジャーBasicTest®を受験した感想

2019年02月14日 | 人材開発資格とその活用

 先月診断士のウチの研究会に、東商の方に来てもらい、ビジネスマネジャー®資格などの話をして頂いた。これ受験しないとわからないなと感じたので、ようやく受験してみたものだ。ビジネスマネジャーBasicTest®であるが、この資格は、商工会議所の公的資格の割には、ネット受験可能な資格だ。そして合否ではなく、得点が結果だ。

 朝起きて、ネットで費用を支払い、ユーザ登録して、受験。終わって採点結果をダウンロード。ここまで1時間半ほどだ。受験もお手軽になったもんだ。1時間の試験時間で60問、私の結果は83点。何も学習せずに受験したから、まあこんなもんか。83点なら普通の試験では合格だろう。ということで、これも取得資格にカウントする。これで419個目だ。

 さて、この試験の受験した感想を書く。誰を対象にしていかが問題だが、マネージャーといっても広い。大企業の若手管理職向けなら、まあこれはいい試験だろう。しかし、中小企業や、小さな商店の管理職向けにはどうだろう。使わない知識が多過ぎるようだ。

 例えば、経営戦略用のPPMやPEST分析、5フォースなどがかなり出題され、その基礎知識を問うのだが、普通の管理職ではまず使わないし、不要なものだ。知っていればそれに越したことはないが、これでマネジャーの知識を判定するのはどうかな。大企業の若手なら将来、経営戦略をやるときに必要にはなるが、その人数は全体のほんのわずかのはず。中小企業診断士の勉強をしている人にはぴったりだが、一般の方向けにはどうかな。

 あと、応用問題があって、実際に遭遇しそうな局面のリアルな問題だが、これはなかなかいい問題だ。それに、リスクマネジメントは、法令やコンプライアンスなど役に立つ知識だ。リスクだから、実際に遭遇するかどうかわからないのは、想定して考えないといけない。このような問題は、資格試験には格好の問題だ。

 ということで、このくらいのポジショニングの試験だ。これを踏まえて試験に挑戦して下さいな。写真は、私の合格証です。

 

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