資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

「起業アイディア」を読む

2019年12月09日 | 読書感想
起業アイデア3.0
村田 茂雄
秀和システム

 知り合いが本を書いたというので、さっそく買って読んでみた。「起業アイディア3.0」という書籍だ。著者は、村田茂雄さん、数年前、中小企業断士の集まり、「ビジネス出版アカデミー」というビジネス書を書くためのセミナーでご一緒した方だ。当時は銀行にお勤めで、その後監査法人に異動し、起業の支援に従事していたと思う。

 書籍の内容を見て驚いた。起業アイディアを何と1万個創出したそうだ。そして1千人以上の起業を支援している。これなら書籍も書けるだろう。1万時間の法則というのがある。どんな分野でも1万時間従事すれば、その分野のプロになるというものだ。1万時間は労働時間が年2千時間とすると、5年間だ。ふむ、そんなものかな。

 さて本書の内容だが、ネタバレにならぬよう、ちょっとだけ紹介。起業アイディアには、プロダクト・アウトとマーケット・インがある。筆者はそれに加えて、コンペティター・シフトを考えよ、としている。コンペティター・シフトとは競合企業のビジネスを研究して、少し変えるというものだ。これならアイディアはいくつも出てきそうだ。起業に関心のある方、本書読んでみてくださいな。起業アイディアがいっぱいですよ。