土曜日は、今年最後の登山、クラブツーリズムの屋久島シリーズの第3回だ。場所は奥多摩の人気の山、大岳山。御岳山まではロープウエイ、その後はいつものコースとは違って、鍋割山経由で大岳山、そして鋸尾根経由で奥多摩駅着のコース、私は初めてである。
朝、ガイドさんから今日は忙しいよ、と声を掛けられる。前の班は、先週、下りで日が落ちて、ヘッドランプで降りたそうだ。皆、ヘッドランプでは下りたくないようで、9時のスタートから急ぎ足になる。「ゆっくり登山」と名前がついているんだが、この日はとんでもない、「急ぎ足」の登山となった。
まずは、普段使っているコースから分かれて、急登で奥の院、そして鍋割山へ。鍋割山とか、鋸山とかは、関東でもいくつもある名前の山だ。
そして、大岳山の山頂直前の岩山を超えて、山頂へ。この日は快晴、富士山が美しい。ここで昼食。大岳山は、都心からも見えるそうだ。昔、漁師が目印にしていたとも言われる。山容がとんがり頭で、「キューピー山」とも呼ばれているそうだ。
そして、次は、鋸山。のこぎりというだけあって、岩の上り下りが続く。きつい。一本ストックで何とかついていく。
この鋸尾根、登り下りを繰り返し、奥多摩駅まで3時間のコースタイムと長い。結構緊張する場所もある。そして、17時前に奥多摩駅にゴール。何とかヘッドランプを使わないで下りれた。
電車に乗り、河辺駅で下車、温泉に入浴し、すっきりして夕食を頂く。自宅には21時頃になったが、所要8時間弱、満足できた登山であった。この秋はトレーニングかなり積んだためか、遅れずについていけた。これも今年の成果かな。