資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

古事記と日本書紀

2020年02月24日 | 読書感想

 

 東博の「出雲と大和」展のグッズコーナーで買った本である。私、買うのはいいが、買って安心して、ツンドク状態が続く。そしてしばらくして読み始める、というパターンだ。

 展覧会で見た「古事記」の写本、古事記と日本書紀を併せて「記紀」というが、この辺の本は何度も読んでるんだが、あんまり頭に入っていない。

 古事記に登場するのは、難しい漢字とそのフリカナのついたカタカナの神様だ。どうも読みずらい。イザナギ、イザナミはいいとして、知ってる神様を挙げると、アマテラス、スサノオ、オホクニヌシ、ウミサチヒコ、ヤマサチヒコ、ヤマトタケル当たりかな。この人たちがドラマを続けている。

 そして日本書紀、こちらは、古事記の神話を少し書き換えしてる。主な登場人物は、全国を統一した崇神天皇、卑弥呼ではないかという説があるヤマトトヒモモノヒメ、景行天皇の九州遠征、神功皇后の朝鮮遠征(この時代にもう大陸に進出していた)、極悪人の武烈天皇、天皇に即位したはいいが、20年も大和に入れなかった継体天皇。

 ピンチヒッターの女性天皇推古天皇と摂政の聖徳太子、初回トラブルのあった遣隋使、乙巳の変、大化の改新に白村江の戦い、壬申の乱、と戦争が続く。この古代当時は、天皇が権力を持っていたから、権力争いで、殺し合いが続く。そして最後には持統天皇が登場し、記紀は終わる。

 全体の感想は、日本は大変な歴史を持っていて、万世一系が続く、世界唯一の国、世界に誇れる国だ。それといつの時代も戦いが続く。世界の歴史も戦いの歴史だが、日本だって相当なものだ。平和を愛する国民ということだが、なかなかどうして。たまには古代に遡ってみるのもいいね。