ガスエネルギー新聞社主催の第8回ガス自由化シンポジウムに参加してきた。所用があって、途中から入って途中で退席だ。電力全面自由化から3年、ガスは2年経過した。日本ガス協会からのプレゼンの後、LINEWORKS、イーレックス、フジテックメンテナンス、I・T・O、白川病院の方々のプレゼンであった。
私は、途中入場、途中退場のため、聞いていたところだけコメントする。まず日本ガス協会の角田理事のプレゼン。この方は、ある関係で私とは知合いの仲、私と同じ中小企業診断士の方だ。さすがにプレゼンは洗練されている。
地方創生と中小ガス事業者の役割、地域を知り尽くしている地方ガス事業者は、地域内の官民連携で、目利き役になれる。SDGsを役所と一緒に勉強しようなどはいいテーマだという。なるほど、SDGsとはいい着眼だ。そして、将来計画は、従来のフォアキャスティングに加えて、バックキャスティングを考えたらどうか、このバックキャスティング、トヨタ自動車がやって発表したと記憶している。昔ブログに書いたことがある。
もうひとつ、イーレックス様のプレゼン。電力ガスの自由化を経緯を物語タッチで、話された。最後は、多くのガス事業者が電力販売を行う理由、それは「対面による信頼性向上」だそうだ。これは腹落ちする内容だ。私も自身の研修で、ガス事業者の強みは、地域密着で、顧客との接点を持つこと、を挙げている。なんだか研修の主張を後押ししてくれる内容だった。
残りのプレゼンは、時間がなくて聞けなかったか、席でアルバイトをしていて聞かなかったか。このイベント、続けてほしいね。