都心に出たついでに、新木場の木材合板博物館に寄ってみた。もちろん、森林インストラクターの学習である。新木場からのっぽのビルを目指して進む。3階、4階が博物館だ。
まずは3階へ、森林に関する展示が山ほどある。説明員の方が来て丁寧に説明してくれる。これはありがたい。森林インストラクターの受験をするんだと言ったが、よくは知らなかった、代わりに、ウッドマスターの資格を紹介してくれた。まあ、考えときます。
針葉樹は、仮道管。広葉樹は道管、講座のテキストは、モノクロでよくわからなかったが、ここではよくわかる。
自然林と人工林の割合。データが古いと間違ってるんだよね。今は人工林の方がずっと多い。
合板の製造法、一番知りたかったものだ。この図はわかりやすい。間伐材を中小径丸太とチップ用材に分け、挽く・剥くものと、さらに削るものに分ける。これで、製材や集成材、LVL、合板、パーティクル、ファイバーに分かれる。
パーティクルとファイバーの粒の違い。本物を見るとよくわかる。
テキストにない、CLT。集成材との違いは、直交して集成する。これって本試験には出題されたことがある。
LVLの断面(並行してくっつける)とCLT(直交してくっつける)の断面。
もう一枚、わかりやすい図があった。
ロータリ―レースの機械。実演は時間を過ぎていたのでなし。木材をぐるぐる回して、刃物で薄く切っていく。リンゴの皮向きのような機械。これも初めて見た。
4階は、子供達の工作教室。何組かが熱心に取り組んでいた。
ネイチャークラフトの材料を売ってる。
この博物館、所要時間は、30分から1時間ほど、森林インストラクターの学習にはちょうどいいですよ。