兵庫県のお城を見学した翌日は、昼から雨の予報。じゃと、朝6時前に新大阪駅から電車に乗って、琵琶湖畔の二城へ。まずは、京阪びわ湖浜大津駅で下車。
駅前が琵琶湖だ、そして駅前のロータリーに、大津城の石碑がすぐ見つかった。
そばによって確認。
石碑の前には、大津城の縄張が書かれている。
結構大きいな、北半分は琵琶湖、南側は大きなお堀だ。そしてこの現在地は、本丸に当たる。
おお、ここが「塞翁の盾」の舞台か、また「蛍の城」の舞台か。
でも手掛かりになるものは何もない。見上げると比叡山だけは変わりないだろう。
歴史では、関ケ原の直前、西軍の大軍の将、立花宗茂が、ここ大津城を守る蛍大名、京極高次を攻めた。しかし、落城が関が原に間に合わず、東軍が勝ってしまった。立花が関が原に間に合えば、勝敗はどうなっていたかわからない。そんな小説、ワクワクして読んだものだ。
ここがその舞台なんだが、ちょっと寂しいね。次は、その落城した木材も使って築城した膳所城だ。