やや期待外れだった有岡城から、尼崎城へ。このお城は、エディオンの創業者が私財で建て、寄付した城だそうだ、その心構え、立派だなあ。平成時代の最後にできたお城。昨年のお城EXPOで出展していたため、思い出して登城した。
外観は、実に美しい。新築だけあって、お城はきれいだ。中に入って、エレベーターで5階へ、5階から順に下に降りていく。この「尼崎」という地名の由来。尼は海の仕事に従事する人という意味。そして岬があったため尼崎となった。
まずは5階の我が町展望ゾーン。パソコンでの画面では、築城時の風景が広がる。
4階に降りる。4階はギャラリーゾーン。尼崎の城郭画家、萩原一青氏の作品展示。お城手ぬぐいが百枚以上ある。そうか、こんな収集もあるのか。
3階は、なりきり体験ゾーン。貸衣裳をつけて、城主やお姫様になる。
2階は、尼崎城ゾーン。ビデオや展示物だ。
尼崎の「ヒ」を人間の形で作るコーナー、これ横浜のEXPOでやってたね。
鉄砲や、槍の体験。
尼崎城の構造は、渦郭式、上から見ると、渦のような形だ。
そして、尼崎藩は、いざというときに出陣して、守衛として、大坂城に入れたそうだ。それだけ、幕府から信用されていた。大塩平八郎の乱でも出動したし、幕末の禁門の変でも、長州の敗残兵を捕まえた。
外から尼崎城を撮影。なかなかのもんですよ。このお城、外観もいいが、内部も工夫されていて、 いっぺんに好きになったよ。