東北に紅葉の登山を計画していた。しかし、急に寒くなって、低体温症の遭難が相次いでいる。那須では4人が一度に亡くなった。夏から秋を飛ばして冬になったお天気。低体温症は、低温、雨、風が重なったときに起きることが多い。
どうも東北はお天気に恵まれない。思い切って方向を変え、まだ紅葉の時期でもないが、九州に出掛けることにした。2日前に行き先を決めて、慌ただしく予約と準備。霧島連山だ。
そして、初日、自宅を朝早く出て、満席の飛行機で、鹿児島空港へ。空港からバスで、霧島温泉へ。鹿児島空港には足湯もできていた。
霧島の見どころは、霧島温泉郷に丸尾滝、霧島温泉の一部かな、坂本竜馬の塩浸温泉、霧島神宮、山岳では、韓国岳に大浪池、高千穂河原に高千穂峰あたりだ。霧島神宮は以前参拝した。塩浸温泉は、残念だが今回は行けない、残りは今回の山旅で訪れることができる。
まずは、丸尾滝。落差、幅とも約20m、滝つぼに虹がかかっている。
丸尾滝そばの、丸尾滝橋は、火山灰のシラスコンクリートでできてるという。シラスコンクリート、初めて聞く材料だ。ローマ時代には、似たような材料で、ローマンコンクリートというのがあったが・・
塩浸温泉という温泉。空港からのバスで通ったら、珍しい名前の温泉があった。この温泉は、幕末、坂本龍馬とお遼さんが新婚旅行で、何日も滞在した温泉だそうだ。そうかここか、竜馬は、刀きずを癒したんだな。
宿泊は、丸尾温泉。そばには、立ち寄り湯もある。
宿に入って、七階からの展望。噴煙の桜島と錦江湾がよく見える。
そして、あちこちに、源泉の湯けむりが昇っている。いいなあ、この雰囲気。
翌日、登山中のバスから、水蒸気が、ここ地獄谷と言うそうな。車窓から撮影。
坂本龍馬ほどではないが、この霧島の丸尾温泉に3日間ほど滞在する。温泉ざんまいで、2日目は韓国岳、3日目は高千穂峰に登るつもりだ。お天気は事前の調査で好天、さあ明日からが愉しみだ。