霧島連山の登山で泊った宿は、もちろん霧島温泉郷、温泉郷というだけあって、幾つもの温泉の集合体だ。私が泊った宿は、丸尾温泉、霧島の中心地のようだ。
私の部屋の七階からは、煙を吐いてる桜島と錦江湾が見渡せる。
そして、窓の下には、常に源泉の湯けむりが上がっている。
夕方、源泉に行ってみた。ゴーゴーと凄い音がしている。
この宿(霧島国際ホテル)の源泉は2か所あるそうだ。一つはやや透明感のあるお湯、もう一つは真っ白なお湯だ。写真を撮れないのが残念だが、一つの源泉は、風呂のそばで、湯けむりを上げてる場所のようだ。源泉は、すごそこ、だ。
源泉の泉質は、それほど濃くもない。ただし、硫黄が規定値以上入っている。これが硫黄泉となる。ほかの泉質と違って、硫黄泉は、独特のに匂いがする。ああ、温泉に入ってる!と感じる温泉だ。
ちなみに霧島温泉郷は、日本百名湯にも、名湯百選にも、日本の温泉100(2022年度版)にも選ばれている。正真正銘の名湯だ。久しぶりにホンモノの温泉に入ったね。霧島連山の山旅シリーズ、おしまい。