今日は10月8日、二十四節季では、寒露(かんろ)と言うそうだ。寒露は冷たい露、現代の感覚では、暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい時期だ。
登山は、毎週、遠征という訳にも行かない、一昨日(10月6日)は近場、初秋の高尾山に出掛けた。久しぶりに1号路である。
登り口に東海自然歩道の看板、高尾山は、この自然歩道のスタート地点だ。東海道に沿って歩くのかと思ったら、結構、山の中を行く道だね。
1号路は全部、舗装道路だ。薬王院へ向かう。途中、何台もパトカーと救急車が追い抜いていく。白バイも2台、上空が騒がしい。
山頂近くで、わかった。ケガ人が出て、最終的にヘリコプターで運ばれたんだって。高尾山でもヘリで運ばれる事故があるんだね。
百八段の男坂、数えると確かに百八段だ。
高尾山にも、天狗の腰掛という、大きな杉の木があった。奥多摩の御嶽山だけかと思ったら、でもこの腰掛、写真じゃ見えにくいが、枝が小さくて、天狗は座り心地悪いだろうに。
薬王院の手前で、きれいな花が見つかった。シュウカイドウ。花言葉は、恋の悩み、片思い、ハートの葉が、左右非対称だからついたらしい。
そして山頂。平日なんだが、結構にぎわっている。今日は初冠雪の富士山が見える。
紅葉は、山頂の樹木は少しだけ赤い。全体はまだまだ。あと一ヶ月かもかかるかな。
下りで見つけた花達。アジサイかな。
これ、AIネット図鑑では、ホトトギス86%、と出た。ちょっと変わった形。
今日のお目当ては、十一丁目茶屋のカレーライス、これ、甘くておいしいんだ。
茶屋の外は、久しぶりに都心が見渡せる。
リフトがお休みのため、ケーブルで下って、森林インストラクターの実習でお世話になった、ふれあい推進センターへ。
片付けられていて、あんまり展示物はない。アオダモが野球のバットになるまでくらい。
最後は、TAKAO599MUSEUM。展示はきれいだが、その数は少ない。お茶を飲むところという感じ。
最後は、京王の温泉に入って、帰宅。登り533mの軽い花登山でした。