藤枝の田中城に続き、午後は、興津に移動し、小島陣屋へ。江戸時代、1万石以上が大名だが、そのうち、2万石以下は城を構えることが出来ず、陣屋に住むことになっていた。小島陣屋はその割に規模が大きい、ということでお城巡りに寄ったものだ。お城エキスポでも、この小島陣屋、紹介されていた。
ちなみにこの看板の下にある資料では、小島藩は1万石だ。幕末の静岡地域の大名は、6万石の浜松藩、5万石の沼津藩、4万石の田中藩、横須賀藩、3万5千石の掛川藩、そして、1万石の小島藩、相良藩だ。結構大名はいたんだね。石垣の間を登っていく。この石垣は、当時の石垣だろうか。
景色が開けて来た、陣屋石垣。三層の石垣になっている、凄いな。
虎口、立派なもんだ。
見学通路は、陣屋を一周り、遠回りする。渓谷まである。
山上に登ると、大手門跡が見える。
山上は何やら工事をやっている。10分ほど歩くと陣屋御殿の書院があるというので、行ってみる。でも、ない。おかしいなとネットを調べると、移設工事中だという。もしやと、山上に戻る、やっぱりそうか、移設工事だった。令和6年2月までだ。
陣屋の割には、立派な縄張りでした。帰りの三島駅で新幹線に乗る際に見えた富士山を一枚。楽しい旅でした。泊がけはまた来年。