資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

目指せ!五百資格、奈良まほろば検定の学習で明日香へその5

2023年12月06日 | 地理・歴史系資格とその活用

 飛鳥紀行の二日目、博物館で、「日本書記の飛鳥」という書籍(写真右)を買った。アマゾンには置いてないらしい。その書籍を帰りの近鉄特急、乗り換えで新幹線、そして自宅へのTX(つくばエキスプレス)でずっと読んでいた。280頁の結構、分厚い書籍だが、何とか読み終えた。

 帯に、欣明、敏達、推古、聖徳太子、蘇我馬子、鞍作鳥、舒明、山背大兄、蘇我入鹿、中臣鎌足、有馬皇子、斉明天皇、天智、額田王、天武、持統、大津皇子、草壁、文武、道昭、と飛鳥時代の登場人物が書かれている。

 私は、最後の道昭だけは覚えていないが、あとはうる覚えも含めて覚えている。そして、考古学上の発見当時のことなどが、生き生きと描かれている。

 飛鳥時代は、推古天皇の即位の西暦593年から、平城京遷都の710年まで、118年間を指すという。奈良時代は平常遷都の710年から平安遷都の794まで84年間だから、飛鳥時代の方が長いのだ。また日本書記は、内容が怪しいものもあるが一応かなりの記述がある。

 飛鳥時代の魅力は、日本書記の登場人物に関連する考古学上の遺物があり、そして次々に今も新たに発見されるということのようだ。

 そして気がついたこと、この飛鳥時代、日本のトップである天皇は、男性が5人、女性が5代4人とほぼ同じくらいの数だ。当時も男系の皇統が必要と、わかっていたようで、(染色体などなどわからない当時、どうやって知ったのだろうか)女性の天皇は、男子の天皇候補が幼少でピンチヒッターという意味もあるそうだが、当時は女性差別が少ない時代なんだろうか。

 そして、この書籍では、次々に日本書記と飛鳥時代の遺物が繋がっていく。飛鳥時代は、二度ほど飛鳥から外に宮が出た。難波京と近江京だ。宮では、推古天皇の豊浦宮、小墾田(おはりだ)宮、大化の改新の舞台飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)、壬申の乱の飛鳥浄御宮(きよみはがら)、初めての首都藤原京、などが登場する。

 お寺は、奈良時代と違って、もう今は存在しないお寺が多い。今も存在する飛鳥寺、橘寺、法隆寺以外では、豊浦寺、檜隈寺(ひのくまでら)、山田寺、大官大寺などだ。

 そんな中、博物館で、飛鳥・藤原まるごと博物館検定という検定が開催されるそうだ。車中でアマゾンで公式テキストを購入、自宅に昨日届いた。

 なんと450頁、簡単には、歯が立たないかもしないが、とにかく読み始める。結構細かな記述も多い。2月の試験は、奈良だけで開催、初級というから可能性がないわけでもない。私、にわか飛鳥ファンは、これから速読して受験するか決めよう。

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