資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

目指せ!五百資格、奈良まほろば検定の学習で明日香へその3

2023年12月04日 | 地理・歴史系資格とその活用

 飛鳥紀行第2日は古墳巡りだ。午前は つの古墳を巡る。まずは、都塚古墳、6世紀後半の方墳、元旦に鳴く金鳥伝説から金鳥塚古墳とも呼ばれている。ふだんはカギがかかっているが、この日は特別の役所の方が待っていて、カギを開けてくれた。クラツー恐るべし。

 お次は、テッパンの石舞台古墳、ここ、私は初めて来たが、周りは天守台のような形になっている。そして空堀だ。石舞台は観た方も結構いらっしゃるだろうから、あんまり書かない。埋葬者は、蘇我馬子かとも言われている。

 飛鳥駅前に戻って、お次は駅に近い、エキチカ古墳の岩屋山古墳。こちらも二段の方墳。石材には表面を丁寧に叩いている。この古墳は「岩屋山式横穴古墳」と古墳の中では標準となっている古墳だ。

 午前最後は、牽牛子塚(けんごしづか)古墳。この古墳は、八角形墳で、あさがお花びらのようでで「朝顔の古墳」と言われている。最近復元工事が終わったばかりで、中に二体分のスペースがあった。中まで覗けるようになっていて、ここは斉明天皇(漫画「天上の虹」では、おばあさんで出て来たと思ったな)と間人皇女(はしひめのひめのみこ)の墓と推定されている。ただし、宮内庁は、天皇の陵墓とは認めていない。

 また、越塚御門古墳の方は、この古墳の中ほどに掘られている古墳だ。

 こちらも中が覗けるようになっていて、中の壁に短いVTRが映される。日本書記に、太田皇女(おおやのひめみこ)がここに埋葬されたとの記述もあり、大田皇女(漫画「天上の虹」に出てきた女性だ)の可能性が高いという。

 この古墳は、宮内庁が天皇と認めていないからこそ、穴の中まで見通せるようになっているんだろう。宮内庁が天皇の墓と認めると、厳重な防護となって、ても中までは見れないだろうね。

 都塚、石舞台、岩屋山、牽牛子塚、腰塚御門、と順番に時代が下って見れた古墳でした。昼食後、いよいよ高松塚とキトラです。

 

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