焼津に泊った翌朝は、田中城巡り。田中城は焼津と藤枝の中間、藤枝市にある。そのせいか、焼津には田中城に関する情報が少ない。
さて、駐車場の看板から田中城を見る。亀形というか、同心円形の縄張りだ。たぶん日本でここだけだろう。お堀は何と三重になってる。そしてここは、家康の晩年、鷹狩をした場所、ここで天ぷらを食べ、食あたりし、それが原因で死んだという場所のようだ。
上の写真の左下の丸、ここが下屋敷だ。門をくぐり下屋敷へ、庭園といくつかのの建物がある。私が見たかったのは、田中城本丸櫓、御亭と書いて、「おちん」と読む。本丸から移設されてここに建てられた。建物の中にも入って、登れる。ちなみに城郭検定準1級にも出題されている。
その後は、城下へ。今はわずかに当時の縄張りの遺構が残っている。これを探して歩くのもまた楽しい。三日月堀の址がある。
そして小学校には、本丸跡が・・
その先には、大手二の門跡、二の堀がある。
お堀は、寒さのせいか、凍っている。
このように幾つかの遺構がある、田中城でした。午後は、興津の小島陣屋へ。